[BlueSky: 2631] 河川行政の転換


[From] Sawaguchi Yuji [Date] Thu, 21 Dec 2000 02:24:23 +0900

澤口@一升金です。

ICHINOSE,Takeshiさんの<4.0.1-J.20001221005531.00f24370@pop.asahi-net.or.jp>から
> URLの記事が消えてしまっていて、内容を確認できないので或いは間違っているか
>も知れませんが、この「はんらんすることを前提に」という話は、吉野川河口関の
>際に議論になったような、「150年に1度の水害に備える様な公共事業は止めよう」
>ということなのではないでしょうか?
元となる河川審議会の答申はここにあります。

http://www.moc.go.jp/river/singi/singi.html

「氾濫」のイメージのニュアンスがどうも違うようなのですが、連続堤をわ
ざと低く作る、という話ではなくて霞堤や二線堤のようにもともと氾濫原管
理を前提として作られるものの機能を有効・積極的に使おう、ということの
ようです。
連続堤で作ると土地の収容面積が大きくなるので、霞堤の水門管理で連続堤
の高さ・面積を低く押さえ、土地の有効活用をはかる(もちろん住居区とし
ては使えない)ということのようです。水をかぶるリスクはあるけれど、畑
とかその他の生産的な用途にふりわけられるということでしょう。
てはて


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