多田誠一郎 さん,MLの皆さん
多田さん初めまして。
横山@農環研ともうします。宜しくお願いします。
僭越ですがコメントします。
>子ども達の課題選択のテーマがこれくらいでいいのか?他にもっと適切なものはない
>か?と考えています。また,子ども達の質問を,このMLに送らせていただこうかと
>も考えています。子ども達に学ばせる視点などについて,皆様のお知恵を拝借できれ
>ばと思っています。未来をになう子ども達にどんなことを伝えたいか・・ご意見をお
>待ちしています。
子供たちの質問,大変興味があります。期待しております。
「青空環境問題(勝手に)シンクタンク」の活躍の場ですね。
さて,<これまで>,<今後の予定>拝見させて頂きました。
どれも重要なテーマで,どれ一つとして簡単ではないですね。健闘を祈ります。
これらを通じて,生徒が現実とは簡単ではないことを肌身で知ればそれも大成功でしょう。
一つ述べるとしたら,生き物についてのテーマが無いのかな?ということです。
福井ですから,近くの新潟の朱鷺の話題はどうでしょうか?
何故朱鷺は居なくなったのか?
朱鷺の他にも居なくなった,居なくなりそうな生き物はいるか?
居なくなってどうなったのか?
今日本や中国でそのために何をしているのか?
なでそうするのか?
等々,人間以外の生き物と人間という生き物の共存は大切なテーマになると思います。
聞くところによると,朱鷺を復活させるために佐渡の農業形態に変更を迫る意見もあり,
佐渡の農家の心境は複雑とか・・・・佐渡の人だけの問題ではありませんね。
それと,福井は自他共に認める原発銀座ですね。
発電した電気の多くは首都圏に送られているとか。原発の問題はデリケートで
地元ではアンタッチャブルでしょうか?
エネルギーと資源,更には核廃棄物,老朽化した核施設は重要なテーマと思いますが・・・
ちょっとヘビーでしょうか?
>3学期の主題「環境のため,今,私たちができることは?」で自然と議論が及ぶと良いですね。
それと,どれも皆やがて彼らが直面する問題ですから,彼らを子供扱いしないで,一緒に考える
と連帯感ある授業になると思います。
Kazunari Yokoyama, Ph.D.
Soil Microbial Ecology Lab.
National Institute of Agro-Environmental Sciences, Japan
Phone:+81-298-38-8300
Fax:+81-298-38-8199
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