[BlueSky: 2539] 第2回 Conservation Seminar


[From] Kimio OTSUKA [Date] Fri, 01 Dec 2000 12:05:50 +0900

医科歯科大の大塚です


 生物多様性保護に関するゼミの案内が来ましたので、直前になってか
らで申しわけありませんが転送します。

 第一回には出ました。
 東大海洋研の松田さんから「海上の森」のアセスの話があり、とても
勉強になりました。会場には、保全関係の NGO の方や官僚の方も来てい
て議論もなかなか充実していたと思います。
http://www2.ori.u-tokyo.ac.jp/~matsuda/expo.html
に資料が出ています。


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第2回Conservation Seminar(仮称)

田中嘉成(横浜国立大学環境科学研究センター)

「忍び寄る生態リスク」
−遺伝的多様性の減少と環境汚染の効果−

 野生生物の絶滅要因として挙げられている主要なものは、「生息地の破壊・分
断化」「乱獲」「侵入種による競争・捕食」「環境汚染」である。また、これら
の要因によって個体数が減少してしまった個体群では「遺伝的多様性の減少」も
絶滅要因として重要であると考えられている。これらの要因のうち、可視的な
「生息地の破壊」「乱獲」「侵入」が重要なことは明らかだが、「環境汚染」と
「遺伝的多様性の減少」の効果は直接観察することが困難なため、その重要性が
十分に研究されていない。今回のセミナーでは、有害化学物質による環境汚染と
遺伝的ヘテロ接合性の減少による近交弱勢が引き起こす個体群の絶滅リスク評価
法に関する、最近の研究を紹介する。

日時 12月9日(土)16時開始 (*)
場所 東京大学駒場校舎15号館409号室(京王井の頭線駒場東大前下車)
地図 http://www.c.u-tokyo.ac.jp/map/campusmap-j.html

連絡係
石濱史子(東京大・広域システム・生物)
黒田啓行(東京大・広域システム・生物)
高橋亮(東京大・理・集団生物)

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(*) 会場の 15 号館は土曜の午后に施錠され,外部の方は入館することができま
せん.当日は講演開始時刻までは担当の者が入口で待機しますが,16 時を過ぎ
ますと外から電話連絡していただくことになります(詳細は,当日,張紙でご案
内します).できるだけ 16 時前に入館されますようご配慮ください.

「終わったら飲み会やるよ」(黒田啓行談)

個人的に案内の配送を希望される方は,以下までお申し付けください.

高橋亮(東京大・集団生物)
mailto:ryo@biol.s.u-tokyo.ac.jp




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大塚公雄
東京医科歯科大学


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