こんにちは、葛貫です。
昨日(7月24日)の朝日新聞の夕刊に、無洗米に関する記事が
載っていました。
「通常の精米をした後の米の表面には、粘性の高い肌ぬかが、
残っており、栄養価が高い肌ぬかを含むとぎ汁が川や海の富栄
養化の一因になっている。(民間の調査期間のアンケートの結果
では、炊事の配水中に含まれるリンの約95%が、とぎ汁由来で
あると考えられた。)
肌ぬかの粘度の高さを利用し、肌ぬかそのものをコメに混ぜ、
加圧し、肌ぬかに米の表面についている肌ぬかをくっつけ、取り
除くことにより、炊飯前に水でとぐ必要のない無洗米ができる。
取れた肌ぬかは、粒状に固め有機肥料にする。
無洗米は、胚乳のまわりの旨味層が損なわれず、ぬかが十分
にとれているため、味が良い。
無洗米により、米の味を損なわず、富栄養化対策、水の節約を
図れる。外食産業等、業務用を中心に米飯用の米の流通量の
内、2、3%が無洗米で、一般消費者にも広まりつつある。」
というような内容でした。
新聞に載っていた記事を読んだだけで、実際、肌ぬかを肥料と
して用いた場合の有効性や問題点まで、把握できませんが、
いろいろな取り組みがなされているんだな、と思いました。
エコポイント・チェックで、問題点が浮かび上がってくることにより、
生産者が取り組んだ方が効率がよいこと、消費者がしなければ
ならないこと等が明らかになり、対策をたてやすくなるかもしれま
せんね。
では。
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