BlueSky-MLに参加されているみなさん!
はじめまして。 友人よりこのURLを紹介されて
数日間、webから拝見させていただき、自分の知らない環境の
分野の話がたくさん流れているので入会させてもらいました(^^)
申し送れました、私東京の世田谷在住の日野圭一 と申します。
以後よろしくお願いいたします。
少々自己紹介などをさせていただきます。
#書いた結果、非常に長〜くなりましたので、途中で
ゴミ箱行きにしてくださっても結構です。
ただ今35歳(なったばっかり)。花の独身貴族? という
わけではありませんが、「明日は明日の風が吹く〜」程度の
気ままさで過ごしています。現在、職はありません。
昨年の春まで12年間勤めた職場を離れ、自由奔放に
一年と3ヶ月をすごしてます(^^)
環境問題に関心をもったのは、高校一年の時で、今から
20年も前のことになります。きっかけは、群馬県の尾瀬沼と
尾瀬ヶ原のことからです。当時所属していた部活の顧問が
事のほか尾瀬問題に熱心で、高校時代だけでも20回くらい
現地に行きました。もっとも高校生の財布では、自分のテーマを
尾瀬にするほど余裕はなっかたので、調査フィールドは、
神奈川県の西丹沢に置き、3年間定期的に鳥を中心とした
行動生態を追いかけていました。
その後大学では農学部で畜産の家畜繁殖学。でもここは
完全なる単位習得のための所属で、学科長の許可をもらい
学部卒論は、都内に生息する帰化鳥類について調査論文でまとめました。
#ここのMLにもいらっしゃるかもしれませんが、東京農業大学を
昭和62年3月に卒業しています。
*なんだか披露宴の紹介文みたくなってきた(^^;;;
いまは、NACS-J(財団法人 日本自然保護協会)の自然観察指導員
として、世田谷を中心とした小中高校生相手に自然観察会を行って
「自然に直接触れる」という窓口から環境問題に携わっています。
また東京都のみどりの推進委員にも登録してあるため、適度に
都行政に対して感想を述べるなどの、生意気なことをやらせて
もらっています。
いままでは、あんまりインドアからの視点で環境問題を
とらえたことは無かったので、みなさんの情報はとっても
刺激的です。勉強させてもらいます(^^)
約20年前から自然の事柄と関わってきて、なにしろ一番
変わったのが、こんなことを発言すること事態が変人扱い
されなくなったことですね。これは実感です。
実話で僕が体験したことですが、僕がこの世界に
足をつっこんだ時は「バードウォッチング」という言葉は
市民権を得ていませんでした。ですから、冬の野鳥観察の
時なんかは警察官との攻防戦は必至。住居が多摩川近くだった
ため、河口部(羽田空港脇)まで早朝まだ日が昇る前から、
自転車でキコキコ行ってました。途中、いくつかの交番の前を
通るのですが、そこの警官に覚えてもらうまでに計6回の
職務質問。ひどい時は同じ日に警視庁管内と神奈川県警管内で
一回づつの職質。そのたびに身元を照合され、交番の
奥の部屋に連れ込まれました。解放されて、さぁ調査だ! という
時は、すでに午前9時。もう調査どころではありません。
20年前って、そんな感じでした。
望遠鏡・双眼鏡・記録用紙を持って、寒さ対策の防寒具。
そんな人物が羽田空港脇から覗いているのです。今でも
疑われてもおかしくありませんね。特に今は(;_;)
でも、いまでは完全に市民権を得た、動植物を観察するという
ライフワーク。これだけでも、かなり意識は変わってきています。
昭和20年に敗戦し、がむしゃらな数十年で今の日本がある。
自分の生活環境を省みる余裕がなかった時代を責めても
無くなった遺産はもどってきません。他に入っているMLで
今日偶然ながれていたこんなURLがあります。
http://www.campus.ne.jp/~labor/toukei/jikan_kokusaihikaku.html
この差はある意味、環境問題の国別国民意識差としてみることが
できるかもしれませんね。
気長に悠長にはしていられませんが、やはり一つ一つの
積み重ねで対処してゆくのが一番の効果。あと、それを伝えようと
する人が、やはり実践しているか否かだと思うのです。
よく高校生からうける質問で、「いまの僕たちの出来る、自然への
協力って何ですか?」というのがあります。みなさんならどう答えますか?
長々と書きましたが、今後よろしくおつきあいください。
それでは。
日野圭一(keimika@246.ne.jp) 東京都世田谷区在住 1999.7.30
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。