[BlueSky: 2101] Re:2100 本の紹介:池内了「わが家の新築奮闘記」


[From] JAWAY [Date] Fri, 30 Jun 2000 01:14:26 +0900

長崎の伊東です。

At 23:51 +0900 2000.06.29, Akifumi Murase wrote:
> 昔は20年もかかりましたが、最新のものは2年で(エネルギー的に)ペイする
> そうです。(参考文献:「地球持続の技術」、小宮山宏著、岩波新書)

こちらでは1.5年ですね。
http://www.apec-vc.or.jp/apec_j/solar_j/

> ところで、太陽光パネルの新聞広告に、「半永久的」という表現がありました
> が、それは言い過ぎだと思います。毎日みがいていたら少しは長持ちするかも

地上設置のSi系太陽光発電素子の素子単体の寿命は半永久的に有ります。
保護膜とか配線の寿命はそんなに無いですね。

> 知れませんが。(ひょっとして、太陽が半永久的という意味?)自宅に太陽光
> 発電による門灯があるのですが、その説明書には1週間に1回は汚れを拭くよ
> うにと書かれています。(パネルは屋根の上...)

保護層の作りが古い技術だと掃除が必要です。
ですからサンシャイン計画の時の太陽電池施設には、
スプレー洗浄機が設置されています。

> なお、Si より安価で高効率な CdTe を用いたものが現在開発中です。
> いずれこれに置き換わると思います。

廃棄した時の処理が大変なので置き代われないでしょう。
なんつってもカドミウムですからねぇ。


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