[BlueSky: 2083] Re2082 できることから


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Thu, 15 Jun 2000 16:40:52 +0900

こんにちは、葛貫です。

葛貫【2082】:
>ばらまかれた化学物質は、最早、制御不可能。

今日、発行された森山和道さんのメール・マガジン「ネットサイエンス・
インタビュー・メール」に国立環境研究所、地域環境研究グループの
玉置雅紀さんという方へのインタビューが載っていました。
その中に、植物を使った有害物質の除去に関するコメントがありました。

#前号までの内容は
http://www.moriyama.com/netscience/Tamaoki_Masanori/index.html
#で見られると、書いてありました。(今日の分はどうなんだろう?)

有害物質を、無毒化するのは難しくても、バクテリアと異なり植物なら
取り込んだらそれを回収できる、なるほど、と思いました。
一旦、ばらまいてしまった物質を濃縮することは、とても難しい。
人体に影響がない程度に薄めて、まいて、おしまい、という方法を
まかり通らせてはならないのだと思いました。
囲い込んで置くことができれば、物理・化学的な方法と組み合わせた
り、他の生物を使ったりして、無毒化する方法をみつけることができる
かもしれませんね。

>冷静になり、最善を尽くせば、切り抜けられるものなのか。

一挙解決は無理でも、できるところから、ですね。

ドイツでは、原子力発電所を閉鎖する方向で、話がまとまったとか。

[時事通信社 2000年 6月13日 12:32 ] によると、日本では、
「核燃料サイクル機構は13日、カナダに保有するウラン探鉱権益に
ついて、伊藤忠商事 <8001> や三菱商事 <8058> など4社が設立
する合弁会社に譲渡することで、4社と合意したことを政府の原子力
委員会に報告、承認された。15日に4社と基本合意書を取り交わす。」
そうです。 
日本のエネルギー政策は、どのような方向へ動いて行くのでしょう。

ではでは。



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