[BlueSky: 2055] Re:2050 「しつけ」はどこで?


[From] "Shintaro Tanabe" [Date] Tue, 6 Jun 2000 10:50:41 +0900

田辺です。こんにちは。
数ヶ月前子供が産まれ、より一層教育問題を身近に感じてきました。

ゲンゴロウさん wrote:
> そうですね。「より密接に」と子どもが感じることが大切だと思います。
> 先生が「密接にしなくても」子どもが「ああ、先生、私を見ている」と
> 感じさせれば、それで、いいと思います。先生の一言がそう感じさせる
> こともあります。その逆で、一言が疎外感を子どもに与える事もありま
> す。その原因は、先生の相手への思いがけにかかると思います。
> 上の空では、出来ないと思います。

「しつけ」は家庭で行うものという前提で、
私が児童だったころの記憶を思い出すと、「密接」な先生とは、
「授業以外の時間も」一緒にいた先生と思い出せます。
20年経って思い出せるのはサッカー少年団の"朝練"だったり、放課後の
くだらない子供の遊び(当時:鉛筆を二人で握る占いが流行してました)
につきあってくれた先生だけです。
「密接」=「時間」とは言わないものの、大きな要素であることは
間違いなく、子供が大人以上に忙しいといったように、「時間」がない
というのが大きいのではないでしょうか。
小学生の時、土日も動物園や美術館などへ連れていってくれた先生がおり、
彼が私に大きな影響を与えたことは言うまでもありません。

先生にプライベートな時間を捨てろとは言いませんが、
息子がそういう先生に巡り会えることを期待します。

話を環境に関連させると、
私が若干関わっている環境学習を、近所の小学校に話を持ちかけても、
先生は誰一人来ませんし、結果として今の環境教育というのは、環境の
専門家を中心としたイベントごととなっているところに違和感を感じます。

教員給与を比較すると初等教育<高等教育となっているのでは?
大学の先生は、土日無く働いている先生を多く見かけるので、
土日も働けるインセンティブがあるのではないでしょうか?

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田辺 慎太郎   E-mail: tanabe@decnet.or.jp
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