[BlueSky: 2039] Re:2035 小学校での女の先生の数について


[From] "gengorou" [Date] Mon, 5 Jun 2000 01:03:22 +0900


ゲンゴロウです。
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nokitaさん、たくさんの貴重なお話をありがとうございます。
私は、現在の学校教育にかんして、哲学(考え方)とともに心理学という
ものにもかなりの期待をしています。
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nokitaさん:
>ゲンゴロウさんに質問なのですが、ゲンゴロウさんは現在の学校教育に何をお望みで
>すか?

はい!学校は大学や高校はそれほどのことはないですが、小中学校では、思考能力が
未熟な児童を長時間、預かっている責任として生き方、哲学(考え方)など、英数国
だけでなく教えるべきだと。。。たしかに国語の教材には、それが加味されていると
思えますが、それ自体、知らない先生もいらっしゃるような気がします。
もっと、教育的見地の幅を人間教育という点に拡大していただきたいです。
(人間教育の内容はまた別の機会に)
父兄に様々な価値観があるというなら、それは無理というなら、もっと家庭に子ども
を帰すなり、集団教育その物を考え直さなければならないと思います。

また、国語や社会の教科書を見たりすると、「平和、環境問題」などうんざりするほど
あります。それって良いのでしょうか?美しい言葉に刺がある、良かれと思ってなす行
為にその裏の現象があるように感じます。私の息子も「平和教育」では「恐怖」を、
「環境問題教育」では、将来不安と大人不信などを持っていることが分かりました。
過度の正しい内容の規制や教育が子ども達の脳に何を発生させているかを考えて欲しい
です。

次に、感じる脳の造りすぎです。ただでさえ人間は感じる脳を持っているのに、それを
磨きすぎると私は思います。騒ぐ脳の持ち主である人間には、もっと鈍感な感覚を持た
せるか、あるいは、過敏に自己暴走したときには、思考停止をさせる方法を教えてもら
いたいです。過敏だからこそ反応するのに、それを止める方法まで過敏にさせるような
教育はして欲しくないです。「こうなったら君はどうする」とか、「そうなったらどう
たいしょしたら」の答えに、「はい、先生、考えないことです」と答えさせてあげて欲
しいです。

私(45歳)が教育を受けた時代は、何もかももっとおっとりとしていて、今の学生達
よりもバカだったような気がしています。脳は実に楽でした。。

nokitaさん:
>文部省も心の教育・道徳教育の強化などを盛んにいいますが、既にやってきたことで
>はないでしょうか?

やる方向が私にすると、間違っているように思えてなりません。詳しいことは知りませ
んが、心の問題を解決するのは、鈍感な心を育てるのも一つの方法かもしれません。
心の問題を教えるのに、「もっと他者の心に考えて」とあれこれ教えたり考えさせたり
するのも違っているように思えてなりません。疲れた脳では暴走をコントロールする事
など出来なくなってしまいます。事実、私も、脳の容量が少ないのか、かつては暴走し
た経験があります。本当に自分の脳の中に自分が居なくなってしまうのです。
気が付いたら相手が地面に倒れていたという状況でした。脳の容量が少ない子どももた
くさんいるはずです。

子どもの気持ちを捉えるのに、子どもの目線ではなく、子どもを直視するのではなく、
子どもの思考能力で、子どもの横に座り、子どもと同じ方向を見てあれこれと考えさせ
られ教えられる子どもにとって、未来がどのように見えるか見て欲しいです。

nokitaさん:
>個人的には、基礎学力が不足していると考えられる場合、総合的な学習をその指導に
>あてることができるようにすること。 国語・数学といった教科の時間数をふやし、
>本を読んだり字を書いたり、辞書をひいて意味を調べたり、足し算やかけ算を丁寧に
>反復して教えたり、ローマ字を教えたり保護者や地域のボランティアが、できない生
>徒に個人教授(逆に教師が個人教授をしている間、他の子供の相手をしたり)をする
>など、おちこぼれ(ゆとりの教育を文部省がはじめてから多くなった)をなくす努力
>をすること。 小学校高学年では教科担任生とする(教師の専攻の違いで教科によっ
>ては>お粗末な授業もある、また、多くの大人がてを入れることができる。)こと


nokitaさんのお話は、ほとんど違和感無く拝聴しましたが、上の部分にちょっと、
意見があります。nokitaさんが、教育関係に携わると言うことで、お願いとして
お聞きいただければと思います。

子どもにあれもこれもさせないで、出来たら、野山で寝ころぶとか、沼や池に入り
遊ぶとか、なにもしない時間を作ってあげて欲しいです。「ゆとりの教育」から生
まれる「ゆとりの時間」を利用して道徳教育や遅れがちな授業の補習などをしない
で下さい。
ゆとりの時間=ほったらかし=無干渉の時間にして欲しいです。
(ほったらかしは、遠くで的確に見つめるという高度な技術が必要だと思います)
勉強が出来ない生徒は、勉強をしないでも別な能力があると考えて、落ちこぼれと
は言わないことも、出来ないかなぁ〜と思います。(むずかしいのを承知で。。)

あと、言うことを聞かない子を「無視」を教師がするのをやめさせていただきたいです。
不登校の生徒は何らかの「無視」を教師からもらっているように思います。
この「無視」についての私の捉え方は、別メールにさせていただきます。

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  いっつも、あわてて書いているので
支離滅裂、乱文、お許しください。ゲンゴロウ。。。。.。
gengorou@m08.alpha-net.ne.jp
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/gengorou/
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