みなさんこんにちは、小宮です。
以前にも少し話に出ましたが、アフリカでモンサント社とウイルス耐性の
遺伝子組替えサツマイモの共同研究をされている植物遺伝学者のFlorence
Wambuguさんのインタビューの記事がMSNジャーナルに掲載されていま
した。
「遺伝子組替え作物がアフリカを救う？」ーMSNジャーナル
http://journal.jp.msn.com/worldreport.asp?id=000601ns_GM&vf=1
以前紹介されたnatureの記事でもあったように、Florence Wambuguさん
はGM技術は飢餓に苦しむアフリカを救う技術になるだろうと述べられて
います。また、GMの知的所有権に関して、バイオ企業がアフリカでアフ
リカの栽培品種に遺伝子を組み込むなら、知的所有権はアフリカの人達と
共有すべきであるとも言われています。
一方で今までも指摘されたように、病害虫とのいたちごっこになる危険性
や、現在の土着の農業を圧迫する可能性があることも忘れてはいけません
が、他国の圧力(賛成、反対両陣営)で決めるのではなく、アフリカの人々
自身がGM技術を冷静に検討し、適用可否を判断できればいいなと思いま
した。
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小宮 祐一郎
メールアドレス：can32960@pop07.odn.ne.jp
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