一ノ瀬@尼崎市です。
後藤@帯畜大さん(#1998)<
少年殺人事件にはパターン変化も認められないでしょうか?
・・・殺人対象の無差別化(殺す相手は誰でもよい)が進行しているの
ではないか、という疑問です。
>
単に、表面的な件数の多寡で、犯罪の現状を論ずるべきではないと
言うご指摘かと思います。
その点については同感ですが、上の設問は、本質に迫るためには、
不適切ではないでしょうか?
最近、世間を震撼させた異常な殺人事件として、例えばストーカー
殺人事件が思い出されますが、無差別殺人事件ではありません。
数年前、教師に注意された中学生が、持っていたバタフライナイフで
刺して殺した、という衝撃的な事件がありましたが、これも、無差別殺
人ではありません。
更にいえば、日本がこれほど豊かになって、殺人事件も激減してい
る中で、殺人事件のパターンが半世紀前と同じであったら、むしろその
方が異常です。
貧困を原因とする殺人事件の件数が減る一方、それ以外を原因とす
る殺人事件は相対的にあまり減らないでしょうから、”パターン変化”と
いう比率面での変化が認められるのは自明です。
何か、もっと別の切り口を見つけるべきだと思うのですが、直ぐには
思いつきませんね。。。。。
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