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[From] Shoot [Date] Tue, 18 Apr 2000 23:00:09 +0900

Shoot@芝生屋です。

"gengorou" <gengorou@m08.alpha-net.ne.jp> さんは書きました :
> *****質問*****
> 「人間は摂取する栄養素によって行動が変化するのでしょうか?」


農耕のない狩猟・採集生活では,自然生態系との調和を強いられますから,過剰
に好戦的になることは出来ず,穀物中心の食生活に移行することによってはじめ
て可能になったのではないかと思います。

穀物中心の食生活でなければ,大規模な戦争は起こせないのではないでしょうか。
肉食中心の生活では,貯蔵という問題から,家畜化ということがなければ,ある
程度以上の人口が一箇所に集まることは困難になります。

文明の発達過程がそれを示していますよね。

肉食に関しては宗教や哲学との結びつきが強いような気がします。
肉食中心になるほど,自然に狩猟対象である動物を保護するようなタブー(?)が
形作られているような・・・。

アメリカ開拓とバッファローの激減は,このバランスが狂ってしまった例である
と思います。

こうしたことから,
「摂取する栄養素によって行動が変化するかどうか」は不明であるが,
「摂取する栄養源のもつ特性によって,行動の自由度が変化する」
ということは言えるのではないかと思います。

Very Truly Yours
******************************
Shoot
syutaro@dc.mbn.or.jp
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Don't Worry Be Happy.


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