葛貫です。
【1777】の訂正と付け加えです。
>育って行く過程には、それだけの時間と物・エネルギーがかかっているわけで、
>投与する餌の量、生残率、維持管理コスト、回転率、可食部と廃棄する部分と
>比率等も考え合わせると、同じ有効な重量を、多数の小さな個体で得るのと、
>小数の大きな個体で得るのと、どちらが有利なのかな?と思います。
これは、魚介類を養殖する場合についてです。
気象、海象、人為的な影響等、様々な要因が交錯する天然海域に適用する
のは困難だと思うのですが、高橋延清さんの「生産性の最も高い極相直前の
状態に保つようにとる」という「林分施業法」の考え方が、漁業にも応用できな
いかなと思います。ある地域の「極相」を見極め、その直前に保つなんて、言
葉に置き換えられない感覚の部分まで含めて、現場について知りつくしていな
ければできないことかもしれませんが・・・・・。
>捕鯨類研究所の理事長は、
鯨類研究所の間違いでした。
ごめんなさい。
ゾウを保護して増え過ぎて、草原が荒れてしまったというニュースを見たことが
あります。食物連鎖の上位を占める動物の「適切な保護」というのは難しい課題
だな、と思います。
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