[BlueSky: 1783] Re:1779 緑化


[From] Akifumi Murase [Date] Mon, 17 Apr 2000 00:35:25 +0900

邑瀬です。水崎さん、こんにちは。

すみません。私も緑化工学会のはしくれですが、興味があって入っているだけ
ですので、明確な回答ができません。

水崎さん:
> > 緑化工学会では今、郷土種とどう付き合うかというのが課題です。
> このテーマで、来週の土曜日22日、東京農業大学で、懇話会が行われます。
> 先月、京都で行われた続きと記憶しております。

そうですね。近くなので京都は行きたかったのですが、行きそびれました。

> 郷土種って、何をもって定義されるのでしょうか?
(中略)
> 何よりも、明確な差でないので、積算上区別されることが非常に難しいのが
> 現状です。会計検査上、問題あるようです。

うむ、確かに。ケース・バイ・ケースですね。現場でそれを判断するような
「資格」のようなものがあってもいいのではと思います。

私の個人的な意見としては、便宜上次のような条件のいずれかを満たしていれ
ばいいのではと思います。

(1) 現地の植生由来のものである。
(2) いずれ周りの植生に取って代わられる。
(3) 現地の植生に害を与えず、景観にとけ込むものである。

というわけで、埼玉に群馬産のヨモギを植えてもいいですが、外来のものは
防疫上好ましくないと思います。(あくまで、私の意見ですので。)

> 現地の種子採集など行われているようですが、種類毎に採集する時期が違い、
> 時期の違いが判る職人が非常に少ないのが現状です。

草を見てすぐに種類を特定できる人も案外少ないですね。やはり「資格」化は
必要かも知れません。

> この種の仕事に対し、設計単価が低いので採集は、ボランティアで行っているのが
> 現状です。
> この種の仕事に対して、正当な労働代価が払われるようになればと、常日頃思って
> おります。

なるほど、そういう問題もあるわけですね。ご意見ありがとうございました。


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