横山和尚さん、みなさん、こんにちは。小宮です。
横山さん御意見ありがとうございました。僕も、よく分かってもいない癖
に好き勝手なことばかりいっていますから、いつも冷や汗ものです。
>小宮:
>> そうですね、遺伝子組替えというのは研究されそうです。食料危機に
>> 備えて1メートルくらいのイナゴとかでてきそうですね。
ところで、これにはちょっともとネタがあります。以前紹介した「不自然な
収穫ーインゲルング・ボーエンズ(光文社)」に、BTコーンやフレイバー
セイバートマトの話の他に、次のような記述がありました。
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ウエストバンクーバーにある<魚類海洋研究所>の近代的な建物の中でも、
トランスジェニック生物は成長を続けている。金網塀に囲まれ、さらに保全
のために錠のかけられた建物の中で、ボブ・デブリンの研究チームが遺伝子
組み替え操作でつくった魚を飼育している。デブリンらはヒトゲノムから遺
伝子を借りたのではない。自然の状態のマスやサケに存在する成長ホルモン
遺伝子を操作して、魚の胚に再挿入したのだ。こうすることで、魚の体内に
存在する成長ホルモン制御メカニズムを避けることができる。この結果、魚
は普通のものよりも37倍も大きく成長する。水槽では、巨大な魚の銀色の
脇腹が、この形質をあらわさなかった兄弟達を圧倒している…
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この話のことが頭に残っていたから、3cmのイナゴが37倍で1mになるかな、
と思ったのです。少しwebで検索して調べてみましたが、「染色体操作で巨
大マス」というものはありましたが、37倍もの大きさの巨大な魚の例は見つ
からなかったので、本当の話かどうかは分かりませんが。
>やっぱり遺伝子組換えのイメージってこうなりますかねぇ・・・・
僕は「遺伝子組替え」という言葉を最初に知ったのがこの本でしたから、だ
いぶ遺伝子組替え=生命操作という負のイメージを先入観として持ったと思
います。最初に耐塩性のイネとか、栄養価が高い野菜とかを知っていたら、
また違ったイメージを持ったんでしょうけど。
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小宮 祐一郎
メールアドレス:can32960@pop07.odn.ne.jp
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