[BlueSky: 1741] コンポストと紙あるいはコスタリカ (1: 番外の 2?)  トイレにて


[From] Toshioki Suzuki [Date] Wed, 12 Apr 2000 14:25:46 +0900

札幌の鈴木といいます。

大塚さんが書かれた、

>  コスタリカでは、トイレの紙はトイレに流さずにトイレ備え付けのゴ
> ミ箱に入れるようです。サンタローザの保護区のゲスト用宿舎のトイレ
> にはその旨の掲示が出ていましたし、サンホセ(首都)のレストランの
> トイレでもゴミ箱に使用済みのトイレットペーパーがたくさん入れられ
> ていました。
>
>  下水の処理というのは何かと大変なので、燃やしてしまえるゴミは燃
> やした方が良さそうに思います。するとコスタリカのこのシステムはな
> かなか合理的だと思いますが、いかがでしょう?

という部分ですが、以前出かけたブラジル(マナウス)でもそうでした。
到着してすぐはその仕組みが分からず、大きなごみ箱があるなぁと思いながら
日本と同じように紙を流していましたが、滞在先の方に言われて、それからはご
み箱に入れるようにしました。
始めの頃は違和感がありましたが、何処へ行ってもごみ箱が置いてあるのでそ
のうちに慣れました。
ただ、それが下水処理云々のために行われているかというと、そうでもないよ
うです。
紙の質が悪かったり(今の日本のペーパーと比べて)水圧の関係などで、下水
が詰まるのを防ぐ意味も大きいようです。というのも、下水が垂れ流しになって
いる所もありましたから。

私の実家では、昔はトイレットペーパーではなく、束になった四角い紙(「落
し紙」でしょうか)を使っていました。今ではあまり見かけなくなってしまいま
したが、あれは今で言う再生紙だったと思います。ちょっと灰色がかっていて、
独特の匂いがした記憶があります。

再生紙にどんな成分が含まれているのか、漂白具合でどの程度環境負荷が異な
るかはわかりませんが、少なくともケナフのティッシュよりは良いような気はし
ます(あくまでも感覚ですが)。



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