澤口@大崎です。
邑瀬さんは書きました:
>舎飼いで徹底的に管理するのと放し飼いにするのとでは、結局儲けはあまりか
>わらないらしい(?)ですが、前者が多いのはやはりできた肉に対する消費者の
>好みからきているのでしょうかね。ほかに、何か大きな違い(つまり、放し飼
>いの問題点)があるのでしょうか。
日本の場合、舎飼いの方が大規模化しやすいメリットがあります。月齢別に分け
て管理できますしね。あと、伝統的に家畜は家のそばで世話する心情があります
し。
要するに、日本人は生産者も消費者も素材に細かく手を入れることを好む国民性
なのだということではないでしょうか。
>これは、バナナやエビなどいろんな安い食べ物でもそうですね。安さの蔭には
>生産者へのしわ寄せがある。半ば奴隷状態です。
ナタ・デ・ココ生産なんかは経済大国の気まぐれに振り回された例ですね。
>大手スーパーと契約した国内の農家も「コスト押しつけ」という面では似てい
>るのではと思いますが、実体はどうなのでしょう? 生鮮食料品の(予定され
>た)特売日は昔は考えられませんでしたが、今では魚類までありますよね。
ハウス栽培技術が発達したのと、輸送技術、輸送速度が格段に上がってますから。
天候予測、産地情報、市場情報のリアルタイム分析力や管理力も携帯電話やイン
ターネットの普及で変化しています。最近の長距離トラックは走りながらどこの
市場に入荷するのかリアルタイムで決めるのだとか。
いうところのカンバン方式ってことでしょうか。
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。