[BlueSky: 1650] やぎ乳


[From] Sawaguchi Yuji [Date] Tue, 04 Apr 2000 22:46:48 +0900

澤口@大崎です。

邑瀬さんは書きました:
>> やぎは雑草を食いますが、家畜として肥育するのは飼料はやはり必要なのではないか
>> と思います。
ここは相澤さんへ。
やぎは肥育対象にはなりません。羊と同じで、草を食べる頃になっては
肉(というか、脂肪)の臭みが非常に強くなり、よほど飢えている人で
ないと食欲のわくものではなくなります。
食肉になるのは生後1年以内の、乳離れしていない時期に屠畜したもの。
飼料の工夫とかあるのかも知れませんが。
わたしは羊よりおいしいと思うのですが、普通は流通ルートがないのと、
量がとれないので kg 単価が(まぁ加工賃ですね)高くつくことから一
般的ではないですね。
子やぎ(生きたやつ)は市場では500円くらいでしょうが、出す人
はあまり見かけません。

>必要ですね。「除草もしてくれる」というのが正解です。
やぎを過放牧すると山が丸裸になるくらいですからね。割合便利なのが
牛との共飼い。和牛はかなり贅沢ですから古い草やら藁やらの自分の食
べ残しは見向きもしませんが、やぎは食べるから、むだが出ません。
むやみに鳴き回ってやかましいのが欠点ですね。

>私は飲んだことありませんが、搾乳は確かににおうかも知れませんね。
牛乳でも搾りたての生は結構臭みも味も強くて、腹をこわす人が多い
ですから、何か加工法を考えれば普通に飲めるものが作れるかもしれ
ません。どだい量は期待できそうもありませんから、コスト的には
趣味の範疇になりそうです。


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