[BlueSky: 1622] Re:1620 中山間地農業


[From] Akifumi Murase [Date] Sun, 02 Apr 2000 12:27:03 +0900

邑瀬です、こんにちは。(サブジェクト変えました。)

国内の食糧が本当に危機的になれば、中山間地の農業も成り立つのではと思い
ます。問題は、「いざ使いたいときに農地が荒れていて使い物にならない」こ
とを避けるために、どうやって今のうちから「温存」しておくかということで
すね。

長縄さん:
>  私は地域の首長に機会をとらえては「温存」を進言しています。例えばド
> イツの市民農園のように都会の住民に農地を開放(貸与)できないかというこ
> とです。

小中学校の授業の一環として一定期間農業をさせるというのはどうでしょうか。
子供のうちから物づくりの現場を体験することは、「物を大切にする」という
基本的な意識を植え付ける教育的な意味でも重要に思います。隣の国のような
「兵役の義務」が無い代わりに、「農業の義務」をある年齢で負わせることす
ら、食糧のことを本気で考えるのであればやむを得ないのかも知れません。そ
うならないためにも、教育の一部として農林業を推進できればと思います。大
学で授業の単位として農業を認めるというのも手でしょうか。

> もちろんこれだけで解決できるわけではなく、例えばトンボ公園やホタル池
> などなど、色々アイデアを持ち寄る必要があります。

「公園」も都市にあるような造園中心のものにならないのであれば賛成です。
維持管理も大変ですし、なにより「見せかけ」ではない「本質的な」自然を都
会人にも教育するようなものであって欲しいと思います。(ちょうど淡路島で
博覧会が開催されていますが、入場者が単に「きれいな花」を見て帰ってくる
だけだとしたらとても残念です。)また、「公園」があまりあちこちにできて
も成り立たないですね。

(とりあえず、ここまでで投稿します。)


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