一ノ瀬さん
こんばんは。後藤です。レスありがとうございます。
実は忘れてました(ウソ)。
Mr.一ノ瀬wrote:
> 私と後藤さんのもう一つの大きな違いは、「権力」というものに対す
> る警戒感の差にあるのではないかと思います。
> 後藤さん<
> 「環境独裁権力」を指向しているようだという指摘は、ある意味的を得
> ています。
ここについては、ちょっと誤解が生じそうなので訂正させてください。
別にぼく個人や「つくる会」が「環境独裁権力」を指向しているのではなく
て、あの試案は「都条例市民案」を国向けに作り直してみたので、気づ
かずそうなっていたから、ヤバイ、反省点です、気をつけます、と[BlueS
ky: 1481]で書いたわけです。
>強力な独裁権力は確実に誤りを犯します。
今の石原都知事がまさにそうです。
先日東京の環境・公害政策に関するシンポジウムを行いましたが、須田
春海さんや、「つくる会」代表の牛島聡美弁護士も、美濃部都政と比較し
ながら、都知事のリーダーシップの源泉について、つまり美濃部氏が市
民、特に弱者に主たる視点を置いていたのに対して、石原氏は己の正義
がその出発点になっているという考えを持っていることが分かり、なるほ
どぼくと同じように感じている人がけっこういるんだな、と思いました。
ただ、都の場合、ディーゼルやフロン対策のように知事の権力を逆用する
ことで、国よりキビシイ規制をかけられる利点はあります。ぼくの参加する
前から1年以上の「つくる会」の活動の蓄積が、今の都の環境政策に反映
されていることは疑い無く、そういう意味では知事の豪腕も使いようかな
ぁ、と。でも、ちょっと油断すると先を越されて怪我するからアブナイです。
Mr.一ノ瀬wrote:
> ただ、後藤さんと私の大きな違いは、後藤さんが、「完全」を求める
> のに対して、私が「今よりマシになるならいいじゃないか」的な、完全
> を求めない点にあるのではないかと感じています。
・・・なるほど、ぼくは反対だと感じていました。早くお会いしたいですね。
ではまた。おやすみなさい。
p.s.市民からの政策提言に関心のあるみなさまへ:「東京都公害防止条
例改正市民案をつくる会」のこれまでの活動と今後の展望について、後藤
が「月刊自治研」3月号(月末発売)に書きました。ぜひご一読下さい。
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後 藤 隆 [ Takashi Goto ]
[mailto:takapi-@sf6.so-net.ne.jp]
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