[BlueSky: 1538] Re:1535  ごめんなさい


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Wed, 15 Mar 2000 11:27:52 +0900

一ノ瀬さん、こんにちは、葛貫です。

> さぞや不快に感じておられることでしょう。
> それは分かっているのですが、実は私としても、葛貫さんの主張が理解でき
>ずに、毎夜パソコンの前で呻吟しています。

農薬にしろGMにしろメリットとリスクがある。
今回の議論は、このメリットとリスクの評価でしたよね。
私が本題からはずれたところで、ごねていたんですね。
本当に、ごめんなさい m(_ _)m。
皆様にも、ご迷惑をかけてしまいました。ごめんなさい m(_ _)m。

> 葛貫さんとはかなり意見を交換してきましたから、なお、議論がかみ合わな
>いとなると、これは考え方の根本的な違いに原因があるのかも知れません。
> これ以上の議論は、難しいのかな???

私が根底に持っている思いは、現在、人類が抱えている環境問題、
政治・経済的な問題、そのほとんどが、
>  1)食糧の増産よりも、分配の不平等をなくすことの方が重要である。
によらなければ、解決できない問題なのではないか、というものです。
不平等を完全になくすことはできなくても、なくそうという方向に働く力を意識的に
常在させる体制をつくらなければ、他の処置は、傷口にバンドエイドはる応急処置
のようなもので、根本的な解決にはなり得ないのではないかということです。

> なんだか、どう考えても、すぐに行き止まりに当たってしまう様な
>気がして、、、

>須賀さん
>「分配の不平等をなくすのは確かに重要である。」「でもいかにして
>それをするのか?」「だれが責任をもってやるのか?」
>この辺で話がとまってしまう・・・

私にも、わからないです。
でも、強い動物は、自分の力を抑制する機能を備えているそうです。
自制は決して利他的な行為ではなく、自分の存続のために、必要だと思うのですが。

また、近代農業は、人口の増加を支えるのに重要な役割を果たし、未来へ負債を
残しつつ、地域ごとの環境収容力を越える人口を養う体制を作ってきました。
GMか、農薬かという二者択一は、結局、この路線の延長ですよね。
これからも、それを続けることが人の存続に不可欠な調和のとれた持続可能な資
源の利用法として有効か疑問です。人口の方を環境収容力に合わせる(世界全体
のではなく、地理的に分割された一つの系と考えられる地域での)方向へ向かった
方がいいような気がするのですが・・・・・。



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