[BlueSky: 1501] BlueSky:1500 ディーゼルの可能性


[From] "Takashi Goto" [Date] Fri, 10 Mar 2000 01:36:12 +0900

ムラセさん

こんばんは。狙っていた「1500」を取られて実はジダンダ踏んでいる、環境NPO
研究会の後藤です。

ムラセさんwrote:
> 排気ガス中の微粒子さえ除けばディーゼルエンジンはOKということですよね?
> 微粒子除去のための現在開発中の方式には、どのようなものがありますか?
> ガイシを使ったフィルターが100万円ほどするそうですが、フィルター方式以
> 外に何か考案されているのでしょうか?

東京都のHPに出ていますがhttp://www.kankyo.metro.tokyo.jp/dno/index.html
、DPFという、セラミックを用いたフィルターがドイツなどでは業界が自主的に装着
しています。

参考:■微粒子除去装置を評価へ=ディーゼル車対策で検討会
2000-03-03 18:53 共同
 環境、運輸両省庁が設置した「ディーゼル車対策技術評価検討会」(座長・
斎藤孟早大名誉教授)の初会合が3日開かれ、今夏ごろをめどにディーゼル
微粒子除去装置(DPF)などの効果を評価し、今後の施策の方向性をまとめ
ることで一致した。同検討会は、1月の尼崎公害訴訟判決で、ディーゼル車が
主な排出源である浮遊粒子状物質(SPM)が健康に影響すると認定されたり
、東京都がディーゼル車にDPF装着を義務付ける方針を打ち出したことを受け
て設置された。

また、以下のような新技術もあります。

2000-02-28 日経オンライン
◆次世代型ディーゼル浄化装置試験・自動車研など

 財団法人日本自動車研究所(茨城県つくば市)は日野自動車やいすゞ自動
車と共同で、ディーゼル車に取り付ける次世代型の排ガス浄化装置の実証試
験を3月から始める。東京都が排ガス対策として打ち出したフィルター状の微
粒子除去装置(DPF)と比べ、耐久性やコスト面で有利とされる。DPFはいす
ゞ自動車が都と共同でトラック向けに一足早い実用化を目指しており、両技術
を軸に欧米と比べて遅れていたディーゼル排ガス対策の技術開発が本格的
に動き出す。
 日本自動車研究所などが実証試験を始めるのは「CRT」と呼ばれる装置で、
2種類の排ガス浄化触媒と組み合わせて使う。最初の触媒による反応で得た
二酸化窒素をスス状の微粒子と反応させて二酸化炭素(CO2)と一酸化窒素
にし、別の触媒により窒素と水、CO2へと浄化する。微粒子を95%、窒素酸化
物(NOX)も9割以上除去できる。

ではまた。

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後 藤   隆 [ Takashi Goto ]
[mailto:takapi-@sf6.so-net.ne.jp]
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