[BlueSky: 1371] Re:1365 雇用対策とし


[From] kitapp@elf.coara.or.jp (Katsumi) [Date] Thu, 3 Feb 2000 13:20:12 +0900

> 「声なき声」ですか,深いですが,私は「声有る声」を目指します。
> 残念ながら,現状は劇場民主主義になっていて,少数が発現するのを
> 多数がただ聞くだけです。声なき声は無視されてしまいます。環境の
> 様に皆にとって大事な問題であれば,それは大変不幸なことだからで
> す。
>
> 我が家には「見えたるもの,紙に書かれたる物の奥にある真実を見るべし」
> と言う家訓が有りますが,単純素朴思考が横行するこれからは一層大切に
> なる予感がします。そして,その上で,自分で考え,考えたことはすぐ行動
> する重要性も増すでしょうね。だって何もしなきゃ何も変わりませんから。

こんにちわ,MLの皆さん,横山和尚さん,喜多です。「声なき声」は多分,
私の言った言葉でしょう。私も割と行動派で,いつも「思い立ったが吉日」で,
直ぐ,実行する事をモットーにしています。けれども日本の社会は(いや,
もしかすれば世界中どこでも)義理人情,しがらみ,お金持ちと貧乏人,保守
と革新,自由,平等,賛成に反対,上品に下品,資本主義と共産主義,その他,
いつの頃からか「何でもありーの」に見えて,常に「古い体質」が「権威」で
「常識」を造り,「旧態依然,何も変わらない世の中」を「維持」し,意外にも
「皆が望んでいる」様に思えます。

所が,私の様に相当年齢を重ね,もうそれ程「未来」も夢想出来ない人間にも,
遅ればせながら,インターネット(コンピューターと言うべきか)と言う
「まか不思議」な「機械」で「双方向性」を確保し,無人島で唯一人住んで
いても,ビジネスを出来れば,発言も出来る時代に参加する事が出来ました。

ベンチャービジネスの成功者が良く使う様に,それは「何百年か,何十年か」
或いは,「初めてやってきた」時代が「どの様に変わるか判らないチャンス」
なのです。「声なき声」が全く無視されても,「そんな事,どうでも良い」の
です。無視しようが,しまいが。

一ノ瀬さんの「BlueSky: 1351」に
私は、車は持たない、豪華な服は一切持たない、狭い部屋では暖房すら使
ったことがない、髪の毛も自分で散髪する、アクセサリーなど論外、という、
20世紀的な意味では非常に質素な生活を送っています。が、一方、比較的
環境負荷の低い分野で、自分の趣味に応じてかなりの金を使っているので、
貧しい生活を送っているとは感じていません。この生活は、贅沢か否か?

私も良く似た生活スタイルで,これに「煙草を吸わない」も入っています。
かねがね「環境問題」には「日本とか地域とか,そんな大きな問題で話すので
なく,自分達一人一人がどれだけ環境問題に配慮しているか,そんな所から
考えるべき」と言われるのですが(別にこのMLで,と言う事ではなく,マスコミ
や環境評論家などが,良く言っている),私が「車を持たない」「煙草を吸わない」
を「廃棄ガス公害」として,「実行している」と言っても何の「提言」にもならない
世の中が日本なのです。

けれど,私はそれでも良いと思っています。この宇宙での「地球と言う生命体」に
その「細胞」の様に「在る一定期間」だけ生存する「私と言う個」が,自分の頭で
考え,疑問に思い,こうして「発言」出来る,それが無視され様が,されまいが,
私は「こういう時代(インターネットによる)がやってきた」

旧来の考え方で見ると,「環境問題」と言うのが,日本では「住民エゴ」以外の
何物でもないように思えるのです。善悪でなく「自分や家族,(少し大きく見て
地域)の生活が少しでも快適に」,それを「日本」「地球」「宇宙」で発想
しても,「軋轢」が生まれるのは当然かとも。喜多かつみ




kita katsumi kitapp@elf.coara.or.jp
「創造工房キタ・オリジナ」「宙音楽」
URL http://www3.coara.or.jp/~kitapp  
「創造空間」&「蔵書」&「奇蹟」
「戦前葉書(エンタイア)」「戦後未使用切手」(7,DEC,1998更新)





▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。