みなさん、こんにちは、佐川です。
こういう議論は加速しやすいので、「ブレーキを踏みながら」です。
《葛貫さんwrote》
> 前にも言いましたように、無駄な公共事業はやめるべきだと思います。
> いろいろな考え方、取り組み方があることも認めます。
> でも、一種業で全世帯の25%を占める土建業が社会に及ぼす影響を
> 「枝葉末節」と考えられる一ノ瀬さんと、私が住んでいる世界は、全く別
> のもののようです。
土建業といっても、非常に幅が広いです。家庭の水道工事から巨大ダム
まで、含みます。
たとえば、自動車産業も非常にすそ野の広い産業です。半導体産業もそ
うです。これらを合わせて、金属加工業としたら、土建業以上の影響力を
持っています(外貨獲得産業なので)。そして、この業界が転けたら、土
建業も転けてしまいます。
ここで、立場が逆転します。土建業の雇用を守るためには、金属加工業
の景気回復が必要な条件になるのだから、まず、金属加工業界への梃子
入れが必要である。と。
25%と75%は常に交換可能なのであり、一ノ瀬さんと葛貫さんは、同じ
ロジックを使用しているのです。
私には、一ノ瀬さんと、葛貫さんたちの“一見対立的な”関係は、背中合わ
せの関係であるように思えます。
佐川でした。
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