須賀です。
愛知万博の騒動についていくつか意見や情報がでていましたね。
この問題に興味をおもちの方にはすでにご存じの方が少なくない
と思いますが、情報源を追加します。
1)この問題を詳細に報じた中日新聞の記事のストックはここに
あります。
http://www.chunichi.co.jp/db/expbkidx.shtml
国、県、博覧会事務局、政治家、財界人、学者、自然保護団体、
市民グループ、一般の県民など、さまざまな立場の意見や動き
をつたえています。こうした問題にかかわるマスメディアの
役割についても考えさせられます。
2)WWF(世界自然保護基金)インターナショナルの事務局長が
BIE(博覧会国際事務局)の議長にあてた文書が、今回の動きのひ
とつのひきがねになっているようですが、その内容はWWFのホーム
ページの記者発表資料でみることができます。
http://wwfjapan.aaapc.co.jp/pre/clhakase.htm
「2005年万国博覧会の開催時 および開催後においても、海上
の森が完全に保全されるよう、 適切な手段を講じることをお約束
いただきたく、お願い申し上げます。」とその文面にはあります。
WWFも万博の開催そのものに反対しているわけではない、という
趣旨のことをWWFジャパンの方がテレビでいっておられましたが、
この文面はそれをうらづけるもののようによめます。
3)日本自然保護協会(NACS-J)の見解はここでよめます。
http://www.nacsj.or.jp/database/expo/expo-index.html
こうした影響力の大きいNGOの取り組みを知ることは、問題を多角的
に考えるうえでも有益なのではないでしょうか。会場の予定地の環境
アセスメントに対しても、ふみこんだ意見をのべています。
それではまた。
Takeshi SUKA
Nagano Nature Conservation Research Institute (NACRI)
E-mail: suka@nacri.pref.nagano.jp
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