こんにちは、葛貫です。
水野さん：
>子育て支援システムを得るために母親に必要とされる
>「取り引き」あるいは「妥協」、とは、具体的には、どのような
>ものなのでしょうか？
仕事を持った母親の場合、仕事により得られる金銭的な報酬、
心理的な満足感と、保育園・託児所等で、子供を預かってもら
うのにかかる費用、また、自分あるいは夫の親等に預かっても
らう場合の心理的な負担、夫の協力の度合等を考え合わせ、
どこかで妥協点を見つけなければならなくなるのだと思います。
数値で表わすことができる金銭的な問題は、扱いが容易ですが、
夫や親等との言葉として表現し切れない、感情的な部分の駆け
引きが苦痛であるように感じられます。
物理的なサポートは欲しいけれど、心理的・精神的な干渉は受
けたくないということでしょうか。必要な部分は受入れ、受入れら
れない部分については、きちんと話をして折り合いをつけること
ができれば、「干渉」ではなく、「助言」と感じることができるのか
もしれません。コミュニケーション能力が不足しているのかもし
れません。
田口ランディさんの「野村沙知代さんはなぜ話題になるのか」
というコラムhttp://journal.jp.msn.com/worldreport.asp?id=990618randy&vf=1
の「母親という仕事」というところを読んだとき、自意識と折り合い
をつけることが一番大変かも、と思いました。
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