[BlueSky: 1201] Re:1191 山本さんへ:ISOの地域社会への貢献度


[From] tetsuya_yamamoto@petc.re.nsc.co.jp [Date] Mon, 20 Dec 99 13:25:40 +0900


山本です。
みなさんこんにちは
葛貫さん 後藤さん 伊東さん 一ノ瀬さん 
iso14000に関する説明 解説ありがとうございました。

なかなか難しいものですね。

MAINは自分で目標を決め自分で計画・実行・チャックする機構であることがよくわかりまし
た。
感想としては、ISO9000では、このように実践することが自らの生産性向上や品質管理に
ダイレクトに寄与するという企業側のメリットに対して、若干企業側のメリットがないような気
もしております。(もちろんそのことにおける企業イメージの向上、対輸出問題などの
メリットは
ありますが・・・)
要するに、これまでの経済構造として利益優先の企業体質から環境調和(協調)型の企業
への
脱皮が必要なのでしょうが、こう不景気になればなかなか思うように行かないという点が
少々
心配になってきますね。

ちょっと前までのISO取得ブームが去れば無力化するのではないかとも思えます。
みなさんがおっしゃられるような強力な監視システムが必要である。または、責任の所在を明
確にす
ること重要である。ということがよくわかりますね。
(現状では、”周辺地域の目”が一番強力な監視役なのですかねぇ???)

LCAに関しても、ある商品に関して従来の(経済性)価格という指標以外に環境影響度と
いう
新しい指標を規定しようと言う動きは理解できるのですが、消費者がその事にどれだけ関
心を
抱くのかということが大きな分岐点のような気がします。

今まで、環境問題は生活していくのにあまり関係ないという意識、関心を抱かなくても誰

がやってくれるという意識、自分1人だけ騒いでみたって他の人が汚染すれば同じ事とい
う意識
が強すぎるたような気がします。

我々BLUESKYでは「このようなLCAのシステムを有効に活用するためにも環境問題を常に身近な
問題
とし、環境問題を意識する消費者を広げていきたいなぁ(全体的モラルの向上)」などと
個人的
に思ったりしますね。

やまもと



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