葛貫さん、みなさん
須賀です。
葛貫さん:
> 朝ご飯の支度をしながら聞いたニュースなので不正確なところが
> あるかもしれませんが、今日、北欧の国(スウェーデンだったかな?)
> の原子力発電所が、20年ほど前の国民投票の結果に従い、閉鎖さ
> れたと報道されていました。
>
> gooで検索してみたら、
> スウェーデンの原子力発電所閉鎖を含む新エネルギー政策ガイドライン
> について「持続可能な社会へ向かうスウェーデンの新エネルギー政策 」
> http://www.jri.co.jp/JRR/199804/industry.html
> という解説がありました。
この解説、読みました。とても面白いですね。スウェーデンでも
いろいろ利害や意見の対立などがあったのですね。まだ残された
難題もあると書いてありました。時間をかけることが、いろいろ
な意味で、現実的な問題をクリアするのに必要なのかな、と思い
ました。それだけ時間をかけてでも原子力なしの持続可能な社会
にむけて舵を切っていこうという姿勢が、(電力会社もふくめた)
社会の共通認識になっているというのがすごいな、と思いました。
わたしたちなら、たとえば20年後のためにどんなことができるで
しょうか・・・
英語で書かれたある保全生物学の教科書に、こんな引用があった
のを、ふと思い出しました。
もし1年後のことを考えているのなら、稲を植えなさい。
もし10年後のことを考えているのなら、樹を植えなさい。
もし100年後のことを考えているのなら、ひとびとを教育しなさい。
中国のことわざ
Takeshi SUKA
Nagano Nature Conservation Research Institute (NACRI)
E-mail: suka@nacri.pref.nagano.jp
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