二度目の発言になります。一ノ瀬と申します。
松尾さん<
放射線は目に見えないだけに、過剰反応するぐらいでちょうど良いような
気がします。
>
松尾さんの他、中野さん、前田さんも、同じ意味の発言をしておられまし
たが、正直、驚いております。
私は、
「目に見えないが故に、過剰反応し出すと歯止めが利かない」
点を心配しているからです。
松尾さんもデータを示して下さいましたが、臨界停止作業を行って0.1
Sv被曝された方でも、悪影響の現れる敷居値以下です。
すなわち、「ゼロ」です。
にもかかわらず、”見えない恐怖”に煽られた社会的混乱には目を覆うば
かりです。
チェルノブイリ事故の際には、放射線の恐怖に駆られて、妊娠中の胎児を
殺してしまった母親が、欧州全体で10万人以上に上ったということです。
年間積算で、0.001Sv以下の被曝量でしかなかったのにも関わらず。
過剰に恐怖を煽る情報は、現実に人を傷つけます。
”情報化社会”とかいうものの中で生きる私達は「情報が凶器になりうる」
事を、忘れてはならない思います。
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