[BlueSky: 11] 生命のリズム: Re: [BlueSky: 8] RE: [BlueSky: 4] 七夕の願い事


[From] Ken Goto [Date] Wed, 07 Jul 1999 21:30:28 +0900

帯広畜産大学の後藤です。

柳澤さん:
> 全く専門的なことはわからないので、トボケた発言をすると思いますが、
> いろいろ学んでいきたいと思っていますので、よろしくおねがいします。
⇒⇒⇒僕も、とぼけ発言好きです。ときどき、論理の厳密性を基底にした発言
「も」行いますが、そのときは、よろしく釘さしてください:その議論やめ!と
いう意味ではなく、別のスレッドで別の話題をはじめる、という感じ。

柳澤さん:
> 後藤さん:
> >⇒⇒⇒天の川を観ながら短冊に祈りを込める。このような風流が、一昔前までは
> >日常的な祭りとしてありました。それが、全国どこでも当たり前のようにでき
> >る、、、そういう環境(自然・文化・社会)が戻ってこないかなぁ、というのが僕
> >の願い事です。
>
> 短冊を川に流す、という風習があると聞いたことがあります。
> 今はいろいろなものを勝手に川に流してしまうと環境問題になってしまい
> そうですが、日本では、「川に流す」という風習が、昔からあちこちに
> あったようです。お雛様を流したり、扇を流したり・・・
⇒⇒⇒鐘楼流しとか、灯篭流しとか、、、テレビでしか見たことありません(も
ちろん、やったこともありません)。

> それによって、願い事や思いが、「こちらがわ」から「あちらがわ」へと
> 届く、という考え方があったのだろうと思います。
> 環境が変化することによって、こうした風習がなくなるだけでなく、何か
> 精神性のようなものも変化していくのだろうなぁ、と思ったりしています。
⇒⇒⇒僕が学生の頃は、高度経済成長の時代。(エネルギー・環境問題というよ
り)公害が社会問題の一つであった時代です。理系であり、かつ無神論者である
という個人的事情もあり、学生時代の僕自身は、日本古来の伝統・風習には反発
する気持ちの方が強かった気がします。

或いは、がむしゃらに前に進もうとしている時分には、そういうことはどうでも
よかった、というか。しかし、ふと気づいてみると、幼少の頃の、ゆったりとし
た時の流れが、懐かしく思い出されます。(僕の専攻は、生物リズム学※です)。
おっと、こんな風に書くと、年寄りに聞こえますが、、、。

   ※生命の基本は生物リズムです。「リズム」というと、小学校の理科あた
    りで勉強したであろう、音叉の共振(共鳴)を思い出して欲しいと思い
    ます。からだのリズムと自然のリズム・社会のリズム(時の流れ)が共
    振した時、個人は安らぎを感じるだろう、と思うわけです。

後藤 健
=========================
生命を考える http://www.obihiro.ac.jp/~rhythms
帯畜大 生物リズム学 Phone (& Fax): 0155-49-5612


▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。