[BlueSky: 1082] Re:1080 ボルネオの生物多様性調査


[From] Shigeru Hoshino [Date] Thu, 11 Nov 1999 08:02:31 +0900

 須賀さん、お久しぶりです。青空MLのみなさん星野です。
 須賀さん、他のMLでのご活躍は闇のルートで拝見させて
もらっています。

suka@nacri.pref.nagano.jp (SUKA, Takeshi) さんは書きました:

>ごぶさたしておりました。しばらくマレーシア・ボルネオ島
>サバ州の熱帯林の調査に行っていました。マレーシアの生物
>多様性調査の片鱗をかいまみることができたので報告します。
>この調査は、サバ州立公園管理局、国立マレーシア・サバ大学
>、国立マレーシア・サラワク大学の3者が合同で企画し、海外
>からも研究者が参加しておこなわれたものです。場所はクロッ
>カー・レンジ国立公園で、ボルネオ島サバ州のキナバル州立公
>園の南にあります。この公園の広さは淡路島の2倍程度で、サ
>バ州で一番大きな国立公園です。期間は10月15日から23日ま
>ででした。ボルネオ島は、世界でも最も生物多様性の密度が
>高いとされる「生物多様性ホットスポット」のひとつにかぞえ
>られています。調査の主な目的は、ここの生物多様性の現状を
>少しでもあきらかにし、今後の公園管理に役立てることです。
>参加人数は、研究者だけで200名以上(うち約60人がオース
>トラリア、デンマーク、日本、米国など外国からの参加者)
>で、このほか賄いや車の運転、新聞やテレビの取材などで数十
>人のマレーシア側スタッフが現地に滞在しました。参加者は今
>回の調査のために用意されたキャンプに入って、テントのなか
>のハンモックで眠り、ときには川で水浴びや洗濯をするという
>生活をしました(シャワーもありましたが)。食事は毎食用意
>してくれました。

 しょうもない質問かもしれません。まず、生物多様性の調査
結果をもとに公園管理をどのように運用していくのかなという
単純な疑問です。やはり、生物多様性の面から言えば、生態学
的な管理方法が取られたりするんでしょうか。日本の環境アセ
スメントにその手法や考え方は参考にできないんでしょうか。
  

 





                        広島県立農業技術センター
                       環境研究部 星野 滋
                       739-0151東広島市八本松町原6869
                       TEL 0824-29-0521
                       FAX 0824-29-0551
hoshino@arc.pref.hiroshima.jp


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