中澤@東京大学人類生態です。最近メールが少ないですね。
皆さん,お忙しいのでしょうか。
本屋でたまたま見つけたのですが,
松浦さと子[編]「そして,干潟は残った」リベルタ出版(1999)
税別2300円,ISBN4-947637-62-5
という本を読みながら,先人の努力に感心しています。
どういう本かというと,藤前干潟を守るために,wanetとEForum
という2つのMLを舞台に展開された活動や言説の記録なのです。
第15章「MLと環境保全活動」では,環境保全活動においてMLには
何ができるかということが考察されていて,考えさせられました。
情報公開に役立つことはもちろんですが,やはり議論や情報提供
を通じて「学びあう」場としての機能が重要だということです。
さて,青空メーリングリストには何ができるでしょうか?
最大の特色は公開性にあると思っているのですが。
ちなみに,EForumとは,環境総合研究所の青山貞一さんが主宰
するMLで,環境行政改革フォーラムといい,環境関係の全国
記者クラブ的な存在だそうです。ただ,ホームページ
http://www.bekkoame.ne.jp/~k-ikeda/
が現在メンテナンス中なので,どうやったら参加できるのか
わからないのですが。どなたか情報ありませんか?
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Minato Nakazawa, Ph.D. <minato@sv3.humeco.m.u-tokyo.ac.jp>
Department of Human Ecology, Univ. Tokyo
[WEB] http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/~minato/index-j.htm
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