[BlueSky: 1026] 三番瀬問題


[From] Kikuhiko Mizusaki [Date] Thu, 21 Oct 1999 22:44:11 +0900

MLの皆さん、こんばんわ。

浦和市在住、水崎です。

今日の毎日新聞(夕刊)に、以下のような記事が掲載されました。

”人工干潟に柔軟姿勢、環境庁長官「やらざるを得ない」”

清水嘉与子環境庁長官は21日午前、大臣就任後はjめて東京湾の干潟”三番瀬”を
視察した。千葉県が計画している101ヘクタールの埋め立て計画案に伴う人工干潟
の造成について、”ヘドロなどの今の状況を考えざるを得ない”と述べ、これまで環
境庁が否定的だった三番瀬での人工干潟の造成に柔軟な態度を示した。
千葉県は埋め立て計画の縮小案を示した今年6月、60から70ヘクタールの人工干
潟を計画したが、環境庁が”生態系への影響が大きく、常識的な規模ではない。”と
懸念を示したことから、規模の縮小を検討している。この点について清水長官は”出
来るだけ縮小してもらう”としつつも”もう一度環境を取り戻し、創造するために人
工干潟は必要ではないか”と語った。

                               (毎日新聞、夕
刊、1999年10月21日、10面)

さて、今や貴重な自然環境となった干潟を人間の浅知恵でいじくり回し、さらにその
代償として人工干潟を作ってきちんと機能する様な物が出きるとでも思っているので
しょうか?

環境アセスメント法が変わって、ミティゲーションの概念がきちんと導入され、さら
にその事後評価をするようになりましたが、事後評価で否定された場合の罰則規定は
無いのはどうしてなのでしょうか?
事業主体が、きちんと責任をとるような制度でないといけないと思います。

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 水崎 貴久彦

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