[BlueSky: 856] Re:779 DDT使用禁止に?


[From] kitapp@elf.coara.or.jp (Katsumi) [Date] Fri, 10 Sep 1999 11:54:50 +0900

At 5:08 PM 99.9.6, Y.Kuzunuki wrote:
> 葛貫です。
>
> 中澤さん、丁寧な説明、ありがとうございました。
> 新聞を読んだだけでは、DDTの有効性や耐性の問題、
> WHOが実施している援助、援助を受ける側の国が抱えて
> いる問題までは、わかりませんでした。
> いろいろな人のいろいろな思惑が絡み合っているのですね。
>
> >もっとも,こうした「人道的な」援助によって,熱帯の
> >蚊の生物相を変えていることが,本当に自己満足でないのか,
> >形を変えたエゴイズムの充足でないのか,とは日々悩んでいる
> >ところです。・・・・中略・・・・これが伝統文化
> >#へのおせっかいではないのか? と自問しています。
>
>
> 多様な自律・自立した文化圏が存在する方が、豊かだと思われます。
> でも、鎖国するわけにもいかず、西洋化されて行く中で、その土地
> 独自の文化は、生活そのものとして残るのではなく見世物になって行く、
> 残念なことだと思います。

葛貫さん,こんにちわ,喜多です。(2度位メールしたかな)。
中澤さんの,明解の後で,唯の世間話の様な私がメールするのは,心
苦しいのですが,何しろ,年齢がばれてしまうのが恐いのですが,
私など,昔,学校で頭からDDTをぶっかけられ,背中から,ほら,
自転車の空気入れの様な物でDDTで真っ白になった物ですから。

お陰で,貧乏はしていても,蚤,虱の駆除が出来,何の疑いも持たなか
ったのですが,もしかしたら,あれから数十年,その影響が出ていない
とは,言い切れませんんが,今さら,どうしようもありません。
又,DDTが中澤さんの言われる様に「蚊の駆除」にそれほど,効果がある
とは思えません。

先日,テレビ(ニュースではなかった)を見ていたら,マラリア撲滅
(3種の,まだら蚊の駆除)に,DNA操作によって,「卵が出来ない蚊」
や,「マラリアウイルス(ですか)のない遺伝,媒介」によって「撲滅」
が進んでいる。或いは「放射線によって撲滅」と言うのを知りました。

しかし,「遺伝子操作」と言うのが,今,最大の「環境問題」になっており
果たして最良の方法なのかどうか難しい問題だと思います。

かといって,日本でも,抗生物質等で,ほとんど「死語」になっていた様な
「結核」が,又,最近,増加に転じたと言う事で,マラリアとても同じ事,
もしかして,一時,それが撲滅に役立ったとしても,更に「強いマラリア」
が現われそうで,まだ,遺伝子操作によって「マラリア」を無くする方が
素人考えでは良いように思うのですが。

昔,インド,東南アジア(ヨーロッパから陸づたいに)を旅した時,勿論,
コレラ,天然痘の予防注射は念を入れてやっていったのですが,幸い,病気
にはかかりませんんでしたが,「気休め」に過ぎないと言われていました。

今は昔と異なり,非常に,いずこも清潔になってきた様に思われるのですが,
現に「マラリア」はなかなか撲滅されないですし,日本の様な,この清潔と
言うより「潔癖症」と言われる位,清潔な国でさえ,O-157の様な,恐ろしい
病原菌が無くならないのは「自然界の恐ろしさ」である様にも思われます。
喜多かつみ

kita katsumi kitapp@elf.coara.or.jp
「創造学級KITA ORIGINA」「誰も聞いた事のないコスモムジカ」
URL http://www3.coara.or.jp/~kitapp  
「創造空間」&「蔵書」&「奇蹟」&「古葉書」「切手」(7,DEC,1998更新)





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