【拡散希望】【転送歓迎】
ＭＬ各位
福島原発からの放射性物質の漏えいと拡散は、今や近隣諸国や米国にまで問題
を引き起こし、大変重大な国際問題となっています。一刻も一日も早く拡散を
防止する義務が、我が国に求められており、その要求は日々強まっています。
（ニュース）カリフォルニアでの放射性物質検出
http://enenews.com/ny-times-contributor-confirms-california-rainwater-
181-times-above-drinking-water-standards-for-radioactive-iodine-131
そこで今回、知人のイギリス人の環境分野の専門家が、日本政府およびＩＡＥ
Ａに対して以下の助言・提案を出しました。
現状が数か月続くだけでも、日本のみならず世界中の一般市民の健康と安全に
甚大な被害をもたらします。ぜひ首相のリーダーシップで、これ以上汚染漏え
いを食い止め、国際汚染公害を一刻も早く食い止めるため、皆さんも情報共有
に加え、政府(首相官邸)への要望を出してください。
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
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（提案要旨）
現在の最重要点は、これ以上環境への放射性物質の放出を防ぐことであり、そ
れは安価で容易に可能であること。
１．放射能汚染は今や国際問題となっている。東電や日本政府で処理を継続す
るのではなく、ＩＡＥＡにすべての判断や調査、対策を委託すべき。
２．冷却については、現在の注水による冷却だけでは事態は改善できない。そ
こで冷水ではなく、汚染水を出さない、ヒートポンプによる冷却方法に切り替
えるべき。汚染水については、いったん地下水に到達するまで穴を掘って水を
落とし、そこからイオン交換樹脂のようなフィルターを通じて汲み上げ、循環
精製させる。精製された水は注水用に使用してもよい。
３．まず原子炉２号機から出ている放射性物質を調べ、それを放出させないた
めのフィルターをかける。その後、他の放射能汚染されている原子炉にも順次
フィルター建屋を掛けていく。
４．最終的にはセメントで石棺化するには時間と予算がかかるので、原子炉の
周囲に土砂を掛けて埋める。土砂は周辺地域および他の地域から掻き集めてく
る。
５．その後、土で埋められた原子炉を、不浸透性の人工膜で覆い、土壌汚染を
遮断する。
提案者：リチャード・ローソン（Richard Lawson）：イングランド＆ウェール
ズ緑の党
仮訳：今本 秀爾(Imamoto Shuji)
原文（英文）は以下のブログに掲載中：
http://www.greenerblog.blogspot.com/
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２０１１年４月９日（土）
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今本 秀爾
Imamoto Shuji
ecolo-japan@nifty.com
imashujapan@hotmail.com
持続可能な社会のための政策ネットワーク
「エコロ・ジャパン」代表（事務局長兼任）
http://green.zz.tc/ecolo
グローバル・グリーンズ連盟（ＧＧＣ）連絡委員補佐
アジア太平洋緑のネットワーク（ＡＰＧＮ）常任運営委員
今本秀爾のページ
http://liberals.zz.tc/imamoto
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