[BlueSky:06822] 【公開シンポジウムのお知らせ】内湾の機能回復のための海と陸からのアプローチ


[From] "Koji Nishi" [Date] Wed, 17 Nov 2010 09:53:17 +0900

JECONET,JALE-ML,ML-JSCEES,BLUESKYの皆様

主催者よりの依頼で、情報を転載いたします。

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(転送歓迎いたします)

NPO法人地球環境カレッジの島崎と申します。

当法人が主催者構成団体のひとつとなって開催する公開シンポジウム
「内湾の機能回復のための海と陸からのアプローチ」
を再度ご案内させていただきます。

10月15日に一度ご案内しましたが、席にはまだ若干の余裕がありますので、
ぜひシンポジウムにご参加いただき、パネルディスカッションでの議論にもご参加く
ださい。

内湾・沿岸で起こっていることの課題(特に水産業から見て)に対して、
海の内部で起こっていることと、川を通じてつながっている森林、農地、都市域から

水と物質の供給についての話題提供があり、
幅広い分野の方に興味深いシンポジウムになると思います。

日時:平成22年11月25日(木) 13:00〜17:40
場所:GEカレッジホール(東京都世田谷区駒沢)
参加費:1000円

シンポジウム後懇親会(事前申込制、参加費2000円)

詳細案内と申込フォームはhttp://www.gecollege.or.jp/をご覧ください。

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趣旨:
我が国では古くから水産物を重要なタンパク質供給源として利用しており、現在も動
物性タンパク質供給量の約4割を水産物が占めているように、水産業は食料の供給と
いう非常に重要な役割を果たしている。また、水産業は、漁獲を通して水圏と陸圏を
つなぐ物質循環の一端を担っており、栄養塩の系外移送という観点から水質浄化の役
割を果たしているといえる。
しかし、我が国の沿岸域、特に内湾域ではノリの色落ちや貝類の減少、赤潮発生、貧
酸素化、藻場・浅場の減少など、水産業を取り巻く環境の悪化が問題となっている。
沿岸漁業は国民に安心・安全な食品を提供する責務があり、漁業生産を安定的に維持
するためには漁場環境の確保が必要であり、そのためには陸域からの水や栄養塩、土
砂等の供給が不可欠の条件となっている。しかし、水の利用という立場から、森・
川・海のそれぞれの研究者や行政等の関係者間で十分な議論がなされているとは言い
難い。
そこで、今後数回のシンポジウム開催を通じて、森から海まで『水によってつながっ
ている』さまざまな関係者が集まり、内湾の環境の現状と課題についての認識を共有
し、その課題解決と今後の望ましいあり方を模索することを目的とする。

主催:漁業用水問題研究会(水産総合研究センター、全国内水面漁業協同組合連合
会、特定非営利活動法人 地球環境カレッジ)
後援:(社)日本水産学会、(社)日本水環境学会、(社)農業農村工学会、応用生態工学
会、海洋理工学会、水産海洋学会

定員:150名

プログラム:
13:00〜  趣旨説明:特定非営利活動法人 地球環境カレッジ 監事 平野敏行
13:10〜  1. 内湾の水質環境の現状と課題:名城大学大学院総合学術研究科  
特任教授 鈴木輝明
13:40〜  2.内湾の物質循環機能と保全:東海大学海洋学部 教授 中田喜三郎

     3.陸域からの水と物質の供給(講演の順番は変更の可能性があります)
14:35〜  (1)河川を通じた土砂供給と汽水域環境:首都大学東京 都市基盤環境
コース 准教授 横山勝英
15:00〜  (2)森林からの物質供給:九州大学大学院 農学研究院 環境農学部門
 森林環境科学講座 教授 大槻恭一
15:25〜  (3)都市域からの物質供給:京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合
環境質研究センター 教授 田中宏明
15:50〜  (4)農地からの物質供給:農村工学研究所 水環境保全研究室 室長 白
谷栄作

16:40〜  4.総合討論(パネルディスカッション)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(^_^)//
島崎 由美
NPO法人 地球環境カレッジ 事務局長

〒154-8585 東京都世田谷区駒沢3-15-1
TEL 03-4544-7601 FAX 03-4544-7710
gec-jimu223@gecollege.or.jp
URL http://www.gecollege.or.jp/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(^_^)//

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西 浩司
いであ株式会社(旧国土環境(株))
国土環境研究所 自然環境保全グループ
〒224-0025
神奈川県横浜市都筑区早渕2-2-2
TEL:045-593-7615(直通)、045-593-7600(代表)
FAX:045-593-7623
E-mail: nis18209@ideacon.co.jp
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