[BlueSky:06794] チラシ(案)「あなたの余命」

[From] 荻野　行雄 [Date] Sun, 14 Mar 2010 23:16:49 +0900

　宮崎の荻野です。
　↓のような文書(チラシ)を考えてみました。

http://yukio123.cocolog-nifty.com/blog/files/p.pdf

内容に重大な間違いはないつもりですが、いかがでしょうか。

　温暖化が本当であるか否かにかかわらず、オイルショックの方が確実で直近の死活問題だと思いますが、なんで温暖化対策の会議はあって、オイルショックは放っとかれるのでしょう。引き金となるピークオイルは、物理的・技術的に予測できる事柄のはずで、予防原則どころの話ではないと思いますけれど。

　温暖化対策の「二酸化炭素いつまでに何パーセント削減」みたいな議論は、どーも余計がっくりくるというか・・議論してる間に時間切れでないのかな。

　
　文章部分は以下の通り。
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あなたの余命は　あと数年・・・かもしれません。

　数年以内に石油の生産がピークを越えて急激に減少、回復不能のオイルショックが起こる、という予測があるのをご存知ですか。

これまでも、いずれ石油は枯渇する、あと４０年ほどしかないというような話はありました。いやもっと短いはずだとか、逆にもっと寿命は延びるのだとか、個別の議論は聞こえていました。
　そこに、「地球最後のオイルショック」(新潮選書・デイヴッド・ストローン)という本が 2008年5月に出版されました。原書は 2007年の発行です。
　この本の恐ろしいところは、ある立場からの単発の話ではないという点にあります。石油探査の実際の状況と今後の理論的可能性、石油業界の油田開発力、さらには経済とエネルギーの関係についてまで、多様な側面を検討したうえで、国別の原油生産推移を当ててきた専門家の学説、探査責任者を長年務めてきた地質学者の意見、専門調査機関、企業トップをはじめとする業界関係者、現場の技術者らの認識が、多少の誤差はあれ、一致した共通の結論に達していることを明らかにしています※。

生産の減少(ピークオイル)から直接起こるのは「石油の不足・高騰」ですが、そこから連動して石炭・天然ガスをはじめ、あらゆる資源の価格も高騰すると考えられます。
日本は加工貿易で稼いだお金でその「加工貿易」と「自分たちの日常生活」に必要なエネルギー(≒石油)を外国から買っているため、→製品が割高になり外国に売れなくなる→石油を買うお金がない→石油はほとんど無くなる　ということが起こります。　

→石油(燃料・原料)がない→製品が作れない→売るものがない
→収入がない →何も買えない
　→車もトラクターも漁船も動かない→食糧生産できない
→食べるものがない

　実体経済は使えるエネルギーの量によって決まります。何かを作り、運び、使うことは、全てエネルギーに依っているのです。それがなくなれば、食物を生産・確保することもできなくなります。社会は崩壊し、ほとんどの人が、文字通り生きていかれなくなる、多数の犠牲者を出すことになるでしょう。

※ トタルCEO ティエリー・デマレ石油の生産は2020年までにピークを迎える　 *
ジョン・S・ヘロルド社会長兼CEO アート・スミス　2010年以降これまでの成長を維持するのは難しい　*PFCエナジー 2020年までにピーク　 * BP探査部門リチャード・ミラー博士 2019
年にピーク　 * ドイツ政府系機関地球天然資源研究所(BGR)エネルギー資源部門責任者ペーター・ゲーリング生産のピークは次の10年の後半(計算上は2017年) * フ
ランス政府機関エネルギーと第一次産品局(DIREM) ピークは2013年か2023年　* エナジーファイルズ社コンサルタントマイケル・スミス 2008年から2020年の間(2016年が有力)　　* ト
タル探査技術部門元責任者ジャン・ラエレール 2015年前後　　* 地質学者テキサコ・BP・アコモ・フィナの元経営幹部コリン・キャンベル 2010年(天然ガス含めると2015年)　 *
「ペトロリアム・レビュー」編集長クリス・スクレボウスキー　2011年前後に脱線　　* ケネス・ディフェネス博士 2005年末　 * イギリス政府主任科学顧問デイ
ビィット・キング博士今後10年以内?

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「石油⇒化石燃料」が供給不足となったときに、
その穴を埋められるエネルギーはあるのでしょうか。　

　現在、日本において一次エネルギーの４５％程度が石油に依っており、同じ問題を抱える化石燃料の仲間で、価格も連動する石炭・天然ガスを含めると８０％を超えます。残りの２/３は原子力発電、水力や再生可能新エネルギーは６％程にすぎません。

　太陽光発電は、晴れの日の日中しか発電できないこともあり、現在の効率で考えると、エネルギー問題を解決するほどの役割を果たすには、膨大な面積を必要とします。それだけのパネル製造に必要な資源・エネルギーを確保できるかという問題を別にしても、石油の穴を埋めるには山林や農地にも設置しなければならなくなると思われ、最終的には植物の光合成と競合し、自然生態系・木材食糧と電気
のどちらを優先するのかという問題となり限度があります。

　風力発電の場合「そもそも特定の場所において風がいつも安定して吹いているわけではない」という本質的な効率の問題があります。効果的に発電できるポイントは限られており、その全てに風車を立てたとしても、大きなエネルギー源にはなりえません。送電線網及び、それも含めた取り付け道路までの工事費用、その工事による自然破壊、低周波振動による健康被害の問題もあります。

　水力発電は、降水量と地形(標高)から理論的限界が分かりますが、条件の良いところには既に大型ダム等が造られています。現在までに、利用できるエネルギーの半分以上は取りだされ、残りは半分以下と見積もられており、将来の可能性は既設分も合わせて、現在の能力の1.5倍程度と見積もられています。これでは全電力の２割に足りません。

　地熱発電は、深深度地熱まで考えれば、潜在的には巨大なエネルギーがあるのは間違いなく、日本は火山国なので比較的容易に手が届くところもあると考えられます。ただし、相手は高温・高圧で有害でもあるため、それに耐える掘削技術・資材の強度、熱を取り出す手法、そしてそれらの要求するエネルギーとから、開発可能性が定まります。なお、現在の発電方式は直接には蒸気によるものなので、水資源上の限度もあります。

　陸上バイオマスについては、植物由来の油、木質燃料、動・植物の残滓由来のメタンガス等最も昔から使われ、新たな利用拡大も図られていまが、結局どれも植物の光合
成に依るものであるため、自然生態系、農林業さらには太陽光との土地の奪い合いになります。そもそも食糧の不足が問題になりつつなる状況で、バイオマス燃料のために割ける土地にはおのずから限界があり、解決策にはならないと思われます。

　これら自然エネルギーの可能性は、例えば環境エネルギー政策研究所の「2050年自然エネルギービジョン」
　　　http://www.re-policy.jp/index.html
http://www.isep.or.jp/event/080603sympo/2050vision080603.pdf
において具体的な検討がされていますか、「自然エネルギーの供給ポテンシャルを最大限考慮した各自然エネルギー関係団体による個別のシナリオをベース」にしてすら、2050年の一次エネルギー供給比率において風力・太陽光は合わせて１７％
に過ぎずバイオマスが２３％、石油・石炭・(天然)ガスになお３５％依存と見込まれています。
これでは、時間的にも量的にも、全く間に合いません。

　このような状況を覆すには、取り出せると考えられるエネルギー・資源の量が、全体の状況を変化させうるほどに膨大で、かつ比較的簡単に実現可能な新たな方法がなければなりません。
大きなエネルギーは、どこにあるでしょう。宇宙での太陽光・宇宙へ向けての放電(雷)・ジェット気流・深深度地熱・・何れも捕まえるための課題が大きく、割に合わなそうです。い
や、ジェット気流での風力発電は、装置を固定するための「タコ糸」に航空機が引っ掛かるなどの事故で、落ちてくることがないように出来るのならば、あるいは・・？？

普通、人は、自分が直接知っていることを元に発想してしまいます。この問題でも、普段に暮らし、目に見える陸上を起点に探してしまいます。太陽光でも風力でも地上にあるので、そこから宇宙へでも発想を広げることは可能です。しかし地球上で、陸地より海の方がよほど大きな面積を占めています。
　
もちろん海の持つエネルギーについても、すでにいろいろと研究されています。「波力・洋上風力・海洋温度差・海(潮)流」、前出の「2050年自然エネルギービジョン」でも一部取り入れられ、あるいは、東海大学の研究など潜在エネルギーの計算も試みられています。　
　ただその結果は、状況を打開できるほどではありません。これは、その想定している場所が近海の海表面付近であることによります。

　近海の洋上、あるいは海表面付近の想定であると、固定した施設が基本となり「船舶の航路・漁業との兼ね合い」「海岸・海底地形上の制約」という問題が生じ、「台風等高波での破損」そして「直射日光と塩気による劣化」という困難があります。元のエネルギーが巨大でも設置場所は限られ、破損・劣化による消耗も大きく、短時間で十分な結果を出すのは難しいとなります。
　あるいは、石油はもちろんメタンハイドレートなど海底にも地下資源があります。しかし、当然陸上のものより取り出すのが難しくなると考えられ、現在石油が担っている大きさに比べて、絶対量・採掘の効率が充分であるようには思われません。メタンハイドレートが天然ガスの１００年分見つかったなどという場合に、そもそもその天然ガスは全エネルギーの１割程度しか占めていません。１００年分あってもそのまま全部取り出せるはずもなく、仮にそのメタンハイドレートで全てのエネルギーを賄えば、数年しか持たないということになると思われます。

　しかし、海の本質はそもそも海中、それも深海にあると考えるべきです。そここそ、最も大きなエリアなのです。
　膨大な海水そのものによって守られた深海には日光も酸素もないため、生き物もほとんどおらず、タイタニック号がまだ原形をとどめているように劣化(酸化)もほとんど起こさず。温度は安定、台風等の影響も受けません。そしてそこにも海流・水圧差・温度差といった巨大なエネルギーが存在しています。そして、何十億年にもわたる生命活動で取り出されてきた栄養素が最終的に溶けて沈んでいます。そもそも石油も海底に沈殿した微生物のなれの果てなのです。
　石油の供給不足を補えるとしたら、これを捕まえることではないでしょうか。なかでも、直ちにとりかかれるのは、

「海流(黒潮)発電　+　深海水汲み上げ海藻養殖(バイオ燃料・食糧・炭素素材原料)」

しかないように思われます。

沖縄諸島のすぐ西側から、日本列島の太平洋側へと流れる黒潮は、幅100km 深さ1km超
世界最大級の海流です。風と同じく地球表面上の流体の動きであり、同じ程度のエネルギーを持っているのですが、空気よりも海水の方が1000倍近くも重く慣性が利くために、風よりもずっとまとまって束になり、安定しています。なので、風のように吹いたり止んだり、急に方向が変わることもなく、途切れることなく流れ続けます。　風力発電は、風の方向・強さが安定しないために効率が悪く、回転翼の届く、せいぜい高さ100mちょっとまでの風しか利用できません。黒潮は深さ(高さ)1000m程度はあるということですから、単純に同じエネルギーなら、面積に対する効率は10倍まで可能となります。　大きなエネルギーを一気に捕まえるためには深海での海流発電を考えるべきです。圧電材料を翼に張れれば、水圧差での発電も加えられるでしょう。これなら日本で必要なエネルギーの全てを賄っても、おつりがくるはずです。　また、植物の光合成でつくるバイオエネルギーも、海の方が陸より広いのですから、海での生産を考えるべきです。栄養分は海底に幾らでも、これまでの生命活動・自然現象の帰結として何億年分もが深海に沈み蓄えられてい�
ます。　深海の栄養分を洋上に汲み上げ「海藻」さらには各種プランクトンから魚類を養殖することは、砂漠状態の海に太い生態系の流れを新たに出現させること、死蔵されていた栄養分を循環させることです。　光合成に際して、海藻類は根や枝を展開するためにエネルギーを割く必要がなく、陸上植物に比べて、爆発的に増殖するでしょう。前出「2050年自然エネルギービジョン」での、国産陸上バイオマスの試算では、発電と熱利用合わせて全一次エネルギーの14％。日本の海は陸の10倍以上の面積がありますから、陸上と同じ効率であっても充分な潜在力があることになります。　　温度差については現在、佐賀大学などで、いったん洋上に汲みあげて利用する方法が研究されています。深海中で完結するような方式を考案できれば、ここでも、巨大なエネルギーを取り出せるかもしれません。_______________________________________________________　石油生産量は、グラフを見る限り既に下がり始めているようです、はっきりとオイルショックになり、ガソリンを始めあらゆる価格が上昇するのは、今年中か来年かという状況のように思われます。　温暖押
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蕕譴覆ぁ��泙蕕覆さ�呂砲覆辰討靴泙辰討い泙后３い寮限峽呂魍搬腓靴修舛蕕房匆餞霹廚鮃④押△修海�薀┘優襯�爾鯑世突祥気鯀呂蟒个垢海箸�任④覆韻譴弌�腓④糞樟靴�个襪海箸砲覆襪任靴腓Α��痢β膸�平佑痢〔燭量簑蠅任后�靴�掘△泙瀬船礇鵐垢呂△襪�發靴譴泙擦鵝�任癲△茲��蕕覆い�� 放っときますか？　あなたが真実を確認することは出来ませんか。あるいは、マスコミに「現実」を取材するように、学者に予測の確認をするように、業界人に事実を公表するように、製造業者に関連製品を開発・製造するように、　金融機関に投資をこれらに向けるように、行政に状況を把握し対応するように、政治家に確認と対策を考えるように、訴えることはできませんか。このことを、「だれか」に伝えることは出来ませんか。周りの人にこのチラシのコピーを渡すことは出来ませんか。あなたが主権者です。この国の未来はあなたの責任です。　　　　　文責　　宮崎県綾町尾立　荻野行雄　http://yukio123.cocolog-nifty.com/blog/t01.html

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[BlueSky:06794] チラシ(案)「あなたの余命」

[From] 荻野 行雄 [Date] Sun, 14 Mar 2010 23:16:49 +0900

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[From] 荻野　行雄 [Date] Sun, 14 Mar 2010 23:16:49 +0900

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