[BlueSky:06792] 【シンポジウムのご案内 3/27】〜生物多様性と半自然草地〜


[From] SUKA Takeshi [Date] Mon, 8 Mar 2010 12:39:34 +0900

青空メーリングリストのみなさま

3月27日に、三重大学で開催される日本草地学会大会で、
「生物多様性と半自然草地−成立と維持に向けた戦略」と題
するシンポジウムが開催されます。

学会員以外の方でも参加できるとのことですので、ご参加に
ついてご検討いただけましたらさいわいです。

講演要旨をこちらのサイトからダウンロードすることができ
ますので、あわせてご覧ください。

http://www.sogen-net.jp/index.cgi?page=%B2%D0%C6%FE%A4%EC%A5%AB%A5%EC%A5%F3%A5%C0%A1%BC%2F2010%2D3%2D27
------------------------------------------------------
草地学会自由式シンポジウム4
「生物多様性と半自然草地−成立と維持に向けた戦略」

日本には戦前まで牛馬を飼養するための広大な半自然草地が
広がっていたが,戦後,半自然草地の必要性が薄れ,面積は
大幅に減少した.しかし,半自然草地は日本固有の植物種や
昆虫が棲息する貴重なハビタットであり,半自然草地の減少
は,生物種多様性の損失に直接影響を与える.2010 年に名
古屋市において,生物多様性条約第10 回締約国会議(COP10)
が開催される.草地学会においても,本シンポジウムを通じ
て,草地と生物多様性の関係についての認識 を深めるため
の議論をしていきたい.


企画:杉山修一(弘前大学)・
   高橋佳孝(近畿中国四国農業研究センター)
日時:2010 年3 月27 日15:30〜17:30
場所:三重大学生物資源学部206 講義室(B会場)
司会:杉山修一(弘前大学)

演題と講演者
シンポジウムの趣旨説明
    高橋佳孝(近畿中国四国農業研究センター)
1. 文理融合的アプローチによる半自然草原維持プロセスの解明
    湯本貴和(総合地球環境学研究所)
2. 日本の草地の歴史
    小椋純一(京都精華大学人文学部)
3. 半自然草地の変遷史と草原性生物の分布
    須賀 丈(長野県環境保全研究所)
4. 里地里山における半自然草地の多様性と維持機構
    楠本良延・平舘俊太郎(農業環境技術研究所)
------------------------------------------------------

-------------------------------------------
須賀 丈(SUKA Takeshi)
〒381-0075 長野市北郷2054-120
長野県環境保全研究所(飯綱庁舎)
自然環境部 動植物生態班 研究員
Tel: (026)239-1032 Fax: (026)239-2929


▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。