[BlueSky:06790] 3/6夕方 生物多様性保全に取り組む団体にとってのCOP10って?WS


[From] "Hisashi Imaeda" [Date] Thu, 4 Mar 2010 07:53:15 +0900

皆様
今枝です
たくさん同報してます ごめんなさい

日時:2010年3月6日(土) 17:00頃から20:00頃まで
   早く終われば飲み会

場所:住友信託銀行名古屋駅前支店 セミナールーム
    名古屋市中村区名駅4丁目8番14号(ミッドランドスクエア南隣)
      *錦通り側(南側)から入ってすぐ左側です 
        クリーム色の扉をあけてください
http://www.sumitomotrust.co.jp/BP/branch/tokai/nagoya-ekimae.html

参加費:無料

ゲスト: 清野聡子

CBD/COP10開催が10月に迫ってきてますがCOP10
本番で何が話し合われ、何が決まるかよくわかってません。

またCOP10に至るまでに、どのようなプロセスで提案が
なされ、どの会議で議論され、修正が加えられ、COP10
本番で採択されるのかも良くわかっていません。

そしてその内容と生物多様性保全に取り組んでいる
活動とがどう関連してるのかもよくわかりません。

どうも生物多様性条約は生き物を保全するための
条約でなくて南北問題がテーマで貧困や開発と言った
国際政治の問題らしいとはわかってきたけど、だったら
僕みたいにメダカの保全に取り組んでる活動と同繋がる
かもよくわかりません。

同日ウインクあいちで行われる「伊勢湾 森と海の未来」終了後
場所を移して地域で生態系保全に取り組んでいる活動と
COP10の内容の関係性を考えていく第一歩をWSっぽい
感じで始めたいと思います。

既に一歩を踏み出してる方もありますが、全国的にも開催地でも
まだまだ学習も議論も足らない現状です。

同日の「伊勢湾 森と海の未来」で丹羽健司さんや清野聡子さん
や亀井浩次さんからから、流域の人と自然がつながるためについて
パネルディスカッションが行われますが、それを受けて現場を持つ地域
の活動とCBD条約の内容や、今回のCOP10で取り扱われる議題との
関係性について話あいたいとおもいます。

まずは、何がわかっていて何がわかっていないかの確認から
始めたいと思います。キックオフ前のプレプレ会議くらいの位置
づけですのでお気軽にお出かけください。

事業主体も全く決めてません。

                         (以上 文責 今枝)

当日事前に行われてる中部環境事務所主催
「伊勢湾、森と海の未来」にも参加下さると流れが
よくわかります。

6日は昼間はいろんなイベントがあるので夕方からだけでも
お越し下さい。

※詳細は、http://chubu.env.go.jp/to_2009/0204a.html


2010年3月6日(土) 13:00〜16:15

場所 愛知県産業労働センター ウインクあいち大ホール
    名古屋市中村区名駅4丁目4-38
    (名駅前 ミッドランドスクエア隣)

13:10〜14:10  社会的共通資本と生物多様性(基調講演)
             宇沢 弘文・・・東京大学名誉教授

14:25〜16:00  流域の人と自然がつながるために
         (パネルディスカッション)

        コーディネーター・・・片田 知行(中日新聞 岐阜支社長)
        パネラー/・・・・・・清野 聡子(九州大学)
                   亀井 浩次(藤前干潟を守る会  辻淳夫代行)
                   丹羽 健司(矢作川水系森林ボランティア協議会)
                    川の人  海の人

16:00〜16:15   プレゼント抽選会

事前申し込みが必要です。 (参加無料)  

申し込みは、環境省中部環境事務所 COP10推進チーム
    052−955−2131
    E-mail  REO-CHUBU@env.go.jp


【現状認識】
 過去50年間の我々の行き過ぎた経済社会活動により、
便利な生活が出来るようになった反面、森、里、川、海への
負荷が増加し、生物多様性に危機が迫っている。現状を
真摯に反省しつつ、伊勢・三河湾流域において、多様な
生物が生息・生育し、将来世代が真に豊かな生活を営める
ように、我々が生物多様性の保全と持続可能な利用を実現
していくことが求められている。

【シンポジウムのねらい】
 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の開催を契機に、
人と自然のつながりを取り戻しつつ、様々な立場の人間が
それぞれの立場を超えて、生物多様性保全と持続可能な
利用の実現に向けてつながり、協働し、活動を広げていく
ことが重要であることを確認する。

また、伊勢・三河湾流域には人と自然と共生してきた
地域固有の知識、文化が発達しており、そのような知識、
文化を踏まえ行動することが重要であることを確認する。

【内 容】
(1)基調講演 宇沢弘文 東京大学名誉教授
 「社会的共通資本」の提唱者である宇沢先生に
、その考えの重要性や構成要素の一つである生物多様性
についてお話しいただく。

「自然と人間との間の相関関係が具体的なかたちで表現
されるのは、自然資源の利用という面においてである。

伝統社会では、人やものの移動がきわめて限定されているため
、生活を営む場所で利用可能な自然資源に頼らざるをえない。
したがって、これらの自然資源の枯渇はただちに、伝統社会の
存続自体を危うくする危険を内在している。

伝統的社会の文化は、地域の自然環境のエコロジカルな
諸条件にかんして、くわしい深い知識をもち、エコ・システムが
持続的に維持できるように、その自然資源の利用にかんする
社会的規範をつくり出してきた。

自然資源の利用にかんして、長い、歴史的な経験を通じて知識が
形成され、世代からつぎの世代に継承されていった。自然環境に
かんする知識と、その世代間を通ずる伝達によって、文化が
形成されると同時に、文化によって新しい知識が創造されてゆく。

何世代も通じて知識が伝達されてゆくプロセスで、社会的制度が
つくり出される。そして日常的ないし慣行的な生き方が、
社会的制度として確立し、一つの文化を形成することになる」

(出典:宇沢弘文:「社会的共通資本」211〜212頁:岩波新書)


:-- :-- :-- :-- :-- :-- :--:-- :-- :-- :-- :-- 
メダカの遠吠え日記http://hoerumedaka.seesaa.net/
今枝 久@リリオの会 Lirio Enviromental Forum
伊勢・三河湾流域ネットワーク 「山川里海22」
Ise Mikawa Bioregions Neowork http://www.isemikawa.net/
e-メール imaeda-q@pat.hi-ho.ne.jp
携帯 090-3155-6181
携帯メール imaeda999tarou@docomo.ne.jp
:-- :-- :-- :-- :-- :-- :--:-- :-- :--  :-- :-- 







▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。