[BlueSky:06643] 【イベント情報】10・13タスマニア森林破壊と野生動物〜日本の紙原料供給地の現状〜@東京


[From] "Shuji Imamoto" [Date] Tue, 26 Sep 2006 01:47:59 +0900

以下、イベント情報を転送します。 エコロ・ジャパン事務局@今本

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みなさまへ

 イベントの紹介です。重複受信の方、ご容赦ください。
 イベントに、参加いただける方は、できれば、配布資料準備のため、
 氏名、所属などを、ran_toyo@yahoo.co.jp まで、
 「・・・・のMLで見ました。」とのコメントとともに、ご連絡ください。

 オーストラリアからの木材チップ輸出は、1960年代半ばに日本の製紙会社と商社による開発調査が始まり70年代には大陸側
から輸出が開始されました。ただ、1998年以前は輸出数量規制で上限が設定されていました。しかし、タスマニア州政府と
オーストラリア連邦政府による地域森林協定(RFA:Regional Forest Agreement)が締結されて、1998年以降は、この数量
制限の上限が撤廃、自由化されました。タスマニアだけで、400万トン近い木材チップ(全輸入広葉樹チップの2割に達す
る)が日本に向けて輸出されています。今年、2月にIUCNやオランダのWWF、グリーンピース、FOEなども「合法的
森林破壊(Legal Forest Destruction)」として概要をレポートにまとめています。
http://www.greenpeace.nl/raw/content/reports/legal-forest-destruction.pdf#search=%22Legal%20Forest%20Destruction%
22
 環境問題というだけではなく、利権と政治が絡んで、様々な問題が潜んでいるようです。
 よろしくお願いいたします。転送も歓迎です。

川上豊幸
レインフォレスト・アクション・ネットワーク
日本代表部



以下、転載歓迎:*********

セミナー「タスマニア森林破壊と野生動物〜日本の紙原料供給地の現状〜」

【日時】10月13日(金曜日) 午後6時30分〜8時30分
【場所】環境パートナーシップオフィス・エポ会議室
  http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html
【アクセス】東京メトロ「表参道駅」B2出口徒歩5分コスモス青山B2F
【参加費】無料。
【会場電話】03-3406-5180
(配布資料準備の関係上、参加希望の方は、下記連絡先に、氏名、所属などを、ご一報いただければと思います。)

 地球の宝とも呼ばれているタスマニアの森林は、様々な固有の野生動物が生息している豊かな森です。樹高70メートルを
越す巨木や樹齢400年の天然のユーカリと温帯雨林の森です。このタスマニアは北海道よりも一回り小さな土地ですが、年
間平均1万五千ha(1日で甲子園球場のグラウンド40個分)の面積で、一面の木々を全て伐採する「皆伐」が行なわれており、
保護価値の高い森林や原生林を含めた天然林の伐採が行われています。伐採後の土地は大規模植林地に転換するために火炎弾
を投下して焼き払います。さらに、昨年末に州有林で使用停止となった猛毒「1080」を混入させた毒餌を使って、私有林で
は、いまだ野生動物の無差別「駆除」が行われており、標的以外の保護対象動物たちにも多くの影響が出ています。2004年時
点で、年間、少なくとも10万匹が犠牲となっているとの推計がありますが、これも過小評価だと言われています。この伐採
によって得た木材はチップにされ、大半が日本へと輸出され、紙原料となっています。信じがたいことかもしれませんが、私
たちが使っている紙の原料供給地での出来事です。多くの方々に知っていただきたいと思っています。タスマニア森林問題に
ついての詳細や写真については、こちらをどうぞ→ http://TreesNotGunns.org/jp


<レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部 連絡先>

【電話】03−3341−2022
【FAX】03−3341−2277
【メールアドレス】ran_toyo@yahoo.co.jp 
【担当】 川上(かわかみ)
【ウェブURL】http://TreesNotGunns.org/jp




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