こんにちは、葛貫です。
今日も、暑くなりそうですね(^^;;。
真夏の日中、アスファルトの表面温度は60℃近くまで上がるとか。
身長が低い小学校低学年の子供が、午後2〜3時の炎天下に背中を覆
うランドセルを背負って、ゆだったような顔をして下校してくるの
に出会うと、水筒は持たせた方がいいのだろうなと改めて思います。
ベビーカーにのせられた乳幼児も、大人より暑い思いをしているの
でしょうね。熱中症、気を付けてあげなければ。
> 都心の温暖化というと、こんな記事もみかけました。
>
> 「海風、ビルが通せんぼ、東京・汐留再開発で1〜2度暑く」
> http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040622/K0019201222007.html
・・・中略・・・
> 「都市計画で風の流れを踏まえる」方が、空気中の二酸化炭素を何
> とかしようとするより、取り組みやすく、効果も実感しやすいよう
> に思うのですが、作ってしまったものを壊すわけにもいかず、今後、
> 建築予定があるビルについても私有地だと制限が難しいのでしょうね。
今朝、ニュースで放送されていたのですが、汐留では、水を保水す
る性質をもった舗装(保水性舗装)を施した道に、下水を高度処理
した再生水を散水することで路面温度を下げる実験をしているよう
です。
http://www.gesui.metro.tokyo.jp/jigyou/kanho/kensetsu/kensetsu08.htm
見るからに涼しそうでした。
ニュースでは、オゾン処理をした高度処理水を撒くと言っていたの
ですが、ずいぶんきれいにした水を撒くんですね。もったいないよ
うな気がするのですが、衛生上、そうする必要があるのでしょうか。
実用化された場合、何処 or 誰が、費用を負担するのことになるで
しょう。
[BlueSky: 5024] で話題にした「〜冷房の熱、地下配管で海に〜
人口密集地の冷房などの排熱を、地下の配管を通して河川や海に
流す方法の研究に乗り出す」に関するシミュレーションの結果が、
2003年7月15日に出ていたようです。
ヒートアイランド現象の解明に当たって 建築・都市環境学からの
提言[PDF]
http://www.scj.go.jp/kennkyuusya_saronn_r/18pdf/1801.pdf
既存の火力発電所での調査結果から類推すると、「貴重水生生物等
生態系に影響を与えるとは考え難い。また水温の上昇が大気温度の
上昇に与える影響についても、無視し得る程度であるものと考えら
れる。」ということになるらしいです。
ただ、
「植物性プランクトンなどの水生生物の発生限界が、極めて水温に
敏感な例もあり(例えば30 ℃がクリティカルな種もあり)、放流口
近傍での注意深い検討が必要である。
冬季の水量は夏季の2 分の1 以下、温度差も3 ℃程度であるが、
低温水のため放流口近傍の底生生物への影響が懸念される。
放流水温については、放流点での希釈度を増すことにより低下させ
ることも可能である。」
ということらしいです。
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