[BlueSky: 5794] 瀕死の林業家。。。


[From] 小森谷 孝志 [Date] Tue, 17 Feb 2004 23:00:53 +0900

初投稿させていただきます。

「環境をよい状態で維持していくことは大事である」という1つの大義名分がありま
す。
その環境を預かってる職種の1つとして「林業」という生業があるわけです。(産業
ではないです。)
また山を所有する「林家」がいます。
ここがわかりづらいのですが、林家と林業家とは異なります。
林家という集団の一部に林業家が存在していると考えていただければよいとおもいま
す。
平たく言うと多少なりとも林業で飯を食っている人間を林業家とすることができるか
もしれません。

山林を所有しているという事は1つの財産であると同時に重い足かせにもなっていま
す。
 昔「自然保護」の大義名分が無秩序に使われていたころ、なぜこれほど責められな
ければならないのか?と思ったものです。
どうにか山を維持していこう、やっていこう、やっていきたいと思っても、「お前の
やっていることは、悪いこと」というレッテルを貼られてしまえば、歯を食いしば
る、気力もうせていきます。

現状の原木市場(丸い木を売買するイチバ)の価格を見れば誰も山に木を植えること
を、「育てることを」しなくなるのではないでしょうか。(産業とした場合に必要な
価格の1/6〜1/10 複利計算含む)
よい状態に持っていこうとしても「やっちゃいけない」と数字は語ります。

でも誰かやらなきゃいけないでしょうし、責任も果たしていかなければならないで
しょうし、そうするとやっぱりやらなきゃだめかな??と思考を回転させつつ、「何
のために?」にいきつくわけです。

何のために?「未来の子供たちのために」という考え方に共感するわけです。
50年後、後ろ指差されたくないですからね。(笑い)

がんばれないかもしれませんが、がんばれ林家、林業家。。!!
ついでに俺もがんばれ。。(笑)

小森谷孝志 拝


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