[BlueSky: 5689] Re:5678 個人と社会


[From] "yuichiro komiya" [Date] Sat, 24 Jan 2004 01:49:35 +0900


須賀さん こんにちは。小宮です。

個人と社会について自分なりに考えてみました。
個人と社会が対立する、という場合、「社会」って
なんだろう?と考えたのですが、簡単にいうと、
「社会=自分をとりまく他の人」ですよね。「個人と環境」
で考えた場合は、「環境=自分をとりまく生き物」では
ないかな?だとすると、社会や環境のことを考えると
いうことは、結局「自分のことばかりではなく、他の
人や他の生き物のことも考えよう」ということになる
と思います。

で、子供の教育で、どうすればこういう他を思いやる
気持ちを育てることができるかといえば、

・他社の気持ちを感じることができる、共感能力を
高める→困っている人の身になって考えることが
できる
・自分もいつ困っている人の立場になるか分からない
という、想像力を養う

というあたりで、結局感受性と想像力を養うような教育
が、環境教育には求められるのではないでしょうか。


後、ひとつ思ったのですが、子供の感受性を育てるには、
まず大人が日頃からそういう態度をとって、子供に見せる
ことが有効ではないでしょうか?例えば、子供の目の前
で赤い羽募金やコンビニの募金箱にお金を入れる、
子供の前で、バスでお年寄りに席をゆずる、買い物をして
おつりを多くもらったときに、「黙っていれば自分の得になる
けど、お店の人が困るから返そうね」といって、正直に返す、
とかです(あくまでも行為自体が正しいかどうかの問題
ではなく、子供の教育に限っての話です)。そういうことが
子供の感受性を高めることにつながれば、環境教育の
役に立つと思うのですが。





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