こんにちは、葛貫です。
いのうえさんwrote:
> 子供達には自然を、地球を、そして人を
> 好きになってもらいたいです。
私もそう思います(^^)。
> どろ亀さんのように、現実を知らせることも、夢を語ることも
> どちらも上手く子供達に伝えられたらいいですね。
そうですね。
科学者としてのどろ亀さんが発表された「その土地の極相(人でを
加えず放っておいた場合に生じる生態系)を見極め、その一歩手前
の状態に保つように人の手を加え、収穫させてもらう」という考え
方、持続的な生物資源の利用の指針のベースとなるものだと私は思
っています。
これだけ人口が多いとすぐに実行するのは難しいですし、違うユー
トピア像を持っている人には通じないかもしれないけれど。
伊東さんwrote [5474] :
>> 一所懸命生きている
> 「一所懸命」なんて考えてないと思います。
>> 神の定めた
>> 調和の世界だ
> 平衡状態に陥っていることを
> 定めると言うのでしょうか?
私には、伊東さんが、故意にだか、無意識にだかわかりませんが、
この後に続く、
はげしい闘いもある
だが
ウソがない
を、どうしてはずされたかが、とても興味深いです。
この一節で、十分に伊東さんの誤読は解かれると思うのですが。
(言語感覚が違ったら通じないかもしれませんが)
>> 森には 美もあり 愛もある
> 認識する人間がいなければ美も愛もありません。
> 自然の人間に都合の良い部分のみを賛美するのは、
> よろしくないんじゃないかと思います。
> 人間中心主義の如実な現れではないでしょうか?
【5470】 は、
いのうえさんwrote:
> 演奏の間に短い朗読をと思っています。
> 子供達に自然の素晴らしさを感じてもらったり
> 森と親しい気持ちを持てるようなものをと
> 思っていますが、
というご要望にお答えして、詩を紹介するために書いたものです。
詩と散文と科学論文の書き分け、読み分けに関する私なりの見解は
以前、【5338】に書きました。
http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/mllogs/bluesky/3558.html
更に、【5470】には、クリックすればすぐに読めるかたちで【3929】
をあげており、それを読んで戴ければ、老いて二度童子になったど
ろ亀さんが、科学者の目を落して、詩を書かれていることを、ご了
解の上読んでいただけると期待していたのですが。
> 森を砂漠とか火口とか氷原とか極限的な環境に変えると、
> なかなか文章として納得しがたくなるのは、
私の友人は、砂漠が大好きで、働いてお金を貯めては、砂漠へ出か
けていきます。
別の友人は、敢えてすることもない一種の極限的な環境での娯楽と
もえいる岩登りで、命を落としました。
それも、一度、事故を起こしかけた同じ場所でです。
身一つで如何ほどのものか痛感させられる極限的な場に、惹かれる
人もいるのだと思います。
「星の王子さま」の著者であるサン・テグジュペリは、仕事の関係で
砂漠で何年間か暮していたことがあったそうです。
「人間の大地」という著書の中で、砂漠は、お客さんには、素顔を
見せない。そこで暮している者だけに、その苛酷さに内在する美し
さ、優しさのようなものを見せてくれる、というようなことを書い
ているそうです。(今、手元にその本がないので、うろ覚えで申し
訳ないのですが)
一瞬でもその場に同化し、清濁併せ呑むというか、その場が持って
いる全てを受入れて生活するということがどういうことなのかを体
感したことのある人だけが感じられる「美」もあるのだと思います。
まぁ、これらは、好き好んでその場に入っていく、或いは、他の場
を知らないという特殊なケースで、ある程度の環境の急変、その揺
れ幅を許容する覚悟があるからなのだと思いますが。
火山といえば、伊東さんは長崎に住んでいらっしゃるのでしたね。
1990年11月17日から始まった普賢岳の大噴火は198年ぶりのものだ
ったそうですね。198年ぶりの大災害というと、そういう環境の激
変に備えたり、そういうことが自分の身の上に起こりうるなんて思
いを、心の片隅にでも抱きながら生活の基盤を築く人って、まず、
いないですよね。
【5259】
葛貫:
>>> そういうフィルターを通すいとまもなく、直接、魂(心身?)に響
>>> いてしまうような「美」との遭遇、一度してみたいものです(^^)。
須賀さん:
>> そういうことって、可能なのかなあ。
葛貫:
> さぁ、どうでしょう(^^;。
>「美」と感じるか、その他の何かと感じるか、紙一重なのでは、と
> 思うのですが。
美と感じるか、クラッシュを起こし恐慌状態に陥るか。
「紙一重」の紙の厚さの部分に「畏敬」があるように思いました。
伊東さんが何を意図して [5474]を書かれたのか、わかりません。
見当違いの話を展開してしまったとしたら、ご容赦下さい。
Re:[5472]:
はなふささん、こんにちは。
先日は、はじめましてのご挨拶もせず、いきなりの本文で、失礼し
ました。それだけ、私が動転していたということです(^^;。
幼い頃から「知識をひけらかす」と陰口を叩かれていましたので(笑)。
でも、要点をおさえ、他の所とのつながりを考えながら、話を進展
させなければ、つまらないので。
はなふささんの【5451】で、話の流れが変わったということは、
それだけ、インパクトのある投稿だったのだと思います。
これに懲りずに、また、投稿して下さい m(_ _)m 。
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。