葛貫さん、こんにちは。
阿部@春日です。
[BlueSky: 5434] Re:5425 少子高齢化
> 阿部さん、おかえりなさい(って、もう10か月経つんですね)。
> 帰国なさって10か月経つと夢に出てくる言葉は、日本語、スペイン
> 語、どちらが多いですか?なんて、本題とぜんぜん関係ないことを
> うかがいたくなってしまう(^^;。
夢を憶えた状態で目覚める事が稀なので、私にも判りません(^^)。ニュース
などでスペイン語が流れたりすると、懐かしさで頬が緩んだりしますけど。
> 3日間あれこれ思いをめぐらせてみたのですけれど、目減りしない
> で価値を発揮し続けるものって、何だか私にはわかりませんでした。
>
> 他の追従を許さない程の特殊技能を身に付け、磨き続けるとか?
> う〜ん、何だろう(^^;?
特殊技能ですか、それもいいですね。でも、働けなくなったら、それも余り
意味を持ちません。
一応の答としては、自分の寿命が尽きる頃までは自律的に存在する、お金を
産み出すシステムです。具体的には、自分の生存を保証してくれる人間や業績
好調な法人ですね。
老後の社会保障が無い国で子供が老後の備えになるのは、子供が自律的に存
在し、お金を産み出すシステムだからです。逆に言えば、年金制度がしっかり
した国では、子供は老後の保証としての意味を持ちません。更に言えば、年金
制度を廃止すれば少子高齢化社会から脱却できる訳ですが、急激な変化は社会
にダメージを与えるので、老後に受け取る年金は緩やかに減らされ、適切な人
口分布となるよう、コントロールされるのでは無いでしょうか(話がズレた)。
また、業績好調な法人を所有することは困難ですが、シェアすることは株の
購入や投資信託で、比較的容易に可能です。株式発行会社の評価が一定なら、
インフレの影響を受けずに株式売却時に投資額を回収できます。もっとも税金
を取られる場合もありますが、保管料としては仕方ないでしょうし、その企業
が成長していれば、税金分を差引いても投資した価値より大きな価値を回収で
きるでしょう。
あとは知的所有権ですかねぇ。もっとも最近では音楽や文章は消費財になっ
てしまっているので割と簡単に目減りしますが、基幹技術の特許なら長い事目
減りせずに済むだろうと思います。
それではまた。 阿部 靖志(abe_yasushi@yahoo.co.jp)
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