[BlueSky: 5437] [5434] 目減りしない価値


[From] 阿部靖志 (ABE Yasushi) [Date] Thu, 16 Oct 2003 07:17:27 +0900

葛貫さん、こんにちは。

阿部@春日です。

[BlueSky: 5434] Re:5425 少子高齢化
> 阿部さん、おかえりなさい(って、もう10か月経つんですね)。
> 帰国なさって10か月経つと夢に出てくる言葉は、日本語、スペイン
> 語、どちらが多いですか?なんて、本題とぜんぜん関係ないことを
> うかがいたくなってしまう(^^;。

 夢を憶えた状態で目覚める事が稀なので、私にも判りません(^^)。ニュース
などでスペイン語が流れたりすると、懐かしさで頬が緩んだりしますけど。


> 3日間あれこれ思いをめぐらせてみたのですけれど、目減りしない
> で価値を発揮し続けるものって、何だか私にはわかりませんでした。
>
> 他の追従を許さない程の特殊技能を身に付け、磨き続けるとか?
> う〜ん、何だろう(^^;?


 特殊技能ですか、それもいいですね。でも、働けなくなったら、それも余り
意味を持ちません。

 一応の答としては、自分の寿命が尽きる頃までは自律的に存在する、お金を
産み出すシステムです。具体的には、自分の生存を保証してくれる人間や業績
好調な法人ですね。

 老後の社会保障が無い国で子供が老後の備えになるのは、子供が自律的に存
在し、お金を産み出すシステムだからです。逆に言えば、年金制度がしっかり
した国では、子供は老後の保証としての意味を持ちません。更に言えば、年金
制度を廃止すれば少子高齢化社会から脱却できる訳ですが、急激な変化は社会
にダメージを与えるので、老後に受け取る年金は緩やかに減らされ、適切な人
口分布となるよう、コントロールされるのでは無いでしょうか(話がズレた)。

 また、業績好調な法人を所有することは困難ですが、シェアすることは株の
購入や投資信託で、比較的容易に可能です。株式発行会社の評価が一定なら、
インフレの影響を受けずに株式売却時に投資額を回収できます。もっとも税金
を取られる場合もありますが、保管料としては仕方ないでしょうし、その企業
が成長していれば、税金分を差引いても投資した価値より大きな価値を回収で
きるでしょう。

 あとは知的所有権ですかねぇ。もっとも最近では音楽や文章は消費財になっ
てしまっているので割と簡単に目減りしますが、基幹技術の特許なら長い事目
減りせずに済むだろうと思います。


それではまた。 阿部 靖志(abe_yasushi@yahoo.co.jp)

__________________________________________________
Do You Yahoo!?
Yahoo! BB is Broadband by Yahoo!
http://bb.yahoo.co.jp/


▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。