[BlueSky: 5410] WSF2004東京プレフォーラムご案内


[From] mataro Y E [Date] Sat, 04 Oct 2003 15:29:11 +0900


こんにちは。遠藤@WSF日本事務局です。
インドで開催されるWSF 2004に先立ち、11月2日に東京でWSF2
004 東京プレフォーラムというイベントが開催されます。
以下の案内状を送付しますので、多数のご参加をお待ちしています。
クロスポストだったらごめんなさい。
転送歓迎!!

1.もう一つの世界を! WSF2004東京プレフォーラム

11.2 WSF2004東京プレフォーラム
日時 11月2日(日) 午後1時から7時半
場所 東京都文京区民センター(地下鉄 「春日駅」下車徒歩1分、JR水道橋駅徒歩8分)
参加費 1000円(学生 800円)

 WSF連絡会では、11月2日に「もう一つの世界を!WSF2004東京プレフォーラム」と
題して、世界社会フォーラムについて考える集会を企画しています。 
 これは、日本においてはあまり報道されない世界社会フォーラムについての理解を
広めるとともに、さまざまな人々がそこにかける思いを共有し、自分たちに何ができ
るかを考える場にしていきたいと思います。

 プレフォーラムは午後いっぱい行われる予定で、まず2時間程度の全体集会を行い
ます。
 全体集会では世界社会フォーラムとは何かということについて、入門的な説明を行
うとともに、参加者が世界社会フォーラムにかける思いをリレートークという形で発
表してもらいます。
 これによって、初めての参加者にも世界社会フォーラムとは何かと言うことについ
て、おおまかなところを理解してもらいたいと思っています。

 その後、反戦・平和、労働、ジェンダー、WTO/経済のグローバル化、環境、メディ
ア、若者(ユース)の七つのテーマに別れた分科会が開かれます。分科会の形式はテ
ーマごとに異なります。専門の団体が簡単な説明を行う時間を取ることもあります
が、原則として議論の時間をなるべく多く取ることで、その場に来場した方々がもち
よった問題意識を共有するための時間です。

 最後に、もう一度全体集会が行われます。
 ここでは各分科会の成果として、「何が問題なのか? 自分たちに何ができるの
か? WSFに何をもとめていくのか?」といったことを各分科会出席者の代表に話し
てもらいます。
 また、このプレフォーラムを利用して、世界社会フォーラムやそれ以後にどんなア
クションを起こしていけるか、話し合っていきたいと思います。

連絡先
メール:wsfj@talktank.net
電話: 070-5553-5495(事務局 小倉 利丸)

ファクスおよび郵送(WSF連絡会とご明記ください)

ATTAC Japan(首都圏事務局)
113-0001
東京都 文京区
白山1-31-9 小林ビル3F
ピースネット気付
FAX:03-5684-5870

ピープルズ・プラン研究所
〒169-0072
新宿区大久保2-4-15
サンライズ新宿3F
tel/fax: 03-5273-8362

2.世界社会フォーラム

 世界社会フォーラムという集まりがあります。全世界から環境や貧困の問題に取り
組むNPO、労働組合などが数万人の規模で集まって一週間にわたり会合を開くので
す。
 2001年に第一回が行われ、毎年一回、これまではブラジルのポルト・アレグレ市で
開かれてきました。2004年に行われる第四回は場所をアジアに移してインドのムンバ
イ(ボンベイ)で行われる予定になっています。
 この会合は当初から、スイスのダボスで毎年行われていた世界経済フォーラムが、
限られた政治家と経済関係者のみの会議であるのに対抗して、世界中からNGOや労働
組合など、さまざまな社会問題に携わってきたさまざまな国籍や階層の人々が集ま
り、現在の問題と望ましい未来について語り合います。

 この会合を呼びかけたのもブラジルの土地無き農民運動、フランスのATTACなど各
国に渡るさまざまなNGOであり、議題も経済の自由化、環境と開発、戦争と平和、労
働、貧困、食料、差別、民族問題など、多岐にわたります。
 また、言語学者のノーム・チョムスキー、政治経済学者のサミール・アミン、フラ
ンスの農民活動家のジョゼ・ボヴェ、インドの環境学者ヴァンダナ・シヴァなど、著
名な知識人や活動家も多数参集します。

 フォーラムの基本原則では、参加者はグローバリゼーションや経済の自由化といっ
た問題に取り組んでいる人たちであり、また暴力的な闘争を目的としていないことや
人種差別的な団体ではないことが要求されます。
 また、幅広い団結を可能にするため、政党単位での参加はできません。

 これまで3年にわたる討議の中で、議論の主題は「もう一つの世界は可能だ」とい
う言葉に収斂されてきました。
 これまで、分断された個別のグループが抱える問題を一つの会場に集めることによ
って見渡せるようになり、その問題に共通の背景を見つけ、問題の解決のために協力
していく方法を見つけ始めていることが、世界社会フォーラムの最大の成果だと言え
るでしょう。

インドで開かれるWSF2004の詳細については、こちらをご覧ください。
http://www.jca.apc.org/wsf_support/


3.WSF連絡会(仮) WSFJ@talktank.net

 世界社会フォーラムは日本の市民運動や労働組合などにとっても、世界の人々と交
流し、問題を共有するための絶好の機会であるのは変わりありません。
 しかし、言語や距離的な問題から、日本から参加するのが難しいという問題もあり
ました。
 そこで、この問題に一緒に取り組んでいくために、日本から参加する個人と団体の
有志があつまって、WSF連絡会が創られました。
 WSF連絡会は強制力の無い緩やかな連合体で、主にメーリングリストなどでの会員
同士の情報交換によってお互いの活動をサポートしあっています。
 また、日本において世界社会フォーラムの意義を広めるために、誰でも参加できる
プレフォーラムなどを企画しています。
 メーリングリストにはどなたでも参加できますので、お気軽にお申し込みください。


4.メーリングリストのご案内

 WSF連絡会では、情報交換のためにメーリングリストを用意しています。
 どなたでも参加でき、また情報は原則として公開です。
 WSF関連の英文を翻訳していくプロジェクトも走っていますので、みなさまのご参
加、ご協力をお待ちしています。
 ML参加を希望される方は、「ML参加希望」という題名のメールを
 wsfj@talktank.net または
 wsfj-jimu@freeml.com
まで送付してください。


それでは、NGO・NPO関係者・スタッフ・ボランティアの皆様多数のご参
加をお待ちしています。

P.S
フォーラム開催に先立ち、10月19日にミーティングを開催します。

日時 10月19日 日曜 午後6時から
場所 東京都文京区 シビックセンター4階会議室B

関心のある方は、どうぞご参加ください。




▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。