葛貫さん みなさん
須賀です。
葛貫さん:
> すごく凡庸な方法しか思い付かないのですが、単純化し対立の構図
> を描き出すことを好むマスメディアで取り上げられなくても、そう
> いうもんじゃないんだよ、と、インターネット等を通して情報を発
> 信して行けるようになったのはとても幸いなことだと思います。
そうですね。
葛貫さん:
> この辺りの事情については、あまりよく知らなず、恥ずかしいので
> すが、大量生産・大量消費の流れに載って行き詰まり、環境再生も
> 考慮しつつ、現地の人々が食べて行く術として、エコツーリズムが
> 考えだされたとういう感じなのでしょうか。
まちがっているかもしれませんが、わたしはそういうふうに理解
しています。エコツーリズムは、環境面からのみとらえられることが
多いような気がしますが、地元の方々が持続的に食べていく
方法として考えられたという面をとらえることも大事だと思います。
エコツーリズムであれ何であれ、食べていかなくてはいけない
わけですから。
葛貫さん:
> 訪ねるのだったら相手の文化に敬意を持って接することができる人、
> 郷に入っては郷に従う覚悟がある人で、あってほしいなと思います。
そうですね。この点について、葛貫さんとわたしのあいだに
意見のちがいはないと思います。それをどこまで実践できるか
となると、覚悟だけではすまないという気もしますけれど。
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須賀 丈(すかたけし)
長野県自然保護研究所
電話026-239-1031
Fax026-239-2929
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