[BlueSky: 5146] Re:4716 オカルト的、環境改善、健康増進商品の問題


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Mon, 02 Jun 2003 11:30:48 +0900

こんにちは、葛貫です。

少し前のスレッドになりますが、

山口さんwrote:
> これは一般人の勘違いと
> 錯覚(無知といったら失礼かな)および健康や環境についての不安を
> 利用した(やや−相当、の間にスペクトルのある)悪質な商売だなという
> 自分なりの結論を得ました。明白に悪質なものは放置できないと思います。

内閣府 国民生活局の国民生活審議会消費者政策部会が審議していた
「21世紀型の消費者政策の在り方」の最終報告書が5月29日に国民
生活局のサイトにアップされていました。

21世紀型の消費者政策【PDF】
http://www.consumer.go.jp/info/shingikai/bukai21/hokokusyo.pdf

消費者は保護から自立へ、行政手法は事前規制から事後チェックへ、
商品・サービスを提供する側は、情報公開とコンプライアンス
(法令等遵守)経営へ、という方向へ舵をとっていくことになる
ようです。

審議の最終報告書を読んでも、具体的な事例が話題に上がらないと、
今ひとつピンとこないのですが、消費者は、必要な情報を収集し、
合理的に判断・選択し行動すること、事業者、行政への働きかけを
行うことなどにより、自分の利益の確保に努めなければならなくな
るようです。

「消費者個人は事業者に対して情報力や交渉力の面で不利な立場に
あり、自ら必要な情報を入手したり被害の救済を求めること等にお
いて限界があることから、消費者団体は、その多様な活動形態等に
応じて、情報の収集・発信、消費者教育・啓発、消費者政策への意
見の反映、消費者の視点に立った市場の監視、消費者被害救済の支
援等に努める必要がある。」というような一節がありましたが、
基本的には、勘違い、錯覚、不安から、そんなもの買ってしまった
方にも責任があるのよ、ということになるのでしょうか(^^;。



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