皆様、御意見ありがとうございます。
澤口様、
御指摘の点、身に沁みます。
ゲームクリエイターの存在そのものが環境破壊である、と仰られると転職を考えねば
ならないのかも知れませんが・・・ともあれ、私たちは自身が居る業界のなかで可能
なことを実践していくしかないと考えています。
ゲーム業界、財団法人、ネットワーク、自分達が生じさせたわけではないインフラや
業界や組織、そのものを抹消するのか、それともその内部で頭をひねり、「なんとか
しよう」とするのか・・・選択肢の幅は無限にあると思われますが。各々の存在意義
は、あるといえばあるし、無いといえばないです。ただ、厳然(現前)としてそこに
あるもので・・・。
消去でなく応用、アンチテーゼではなくトランステーゼ、自身にできる第一歩として
「植林活動支援(課金による)」を踏み出してみました。
今後ともいろいろと意見交換させていただければ幸いです。
葛貫様、
ユーザーに植林活動(から始まる、環境保全活動)に関心を持っていただき、教育
(植林リテラシー、とでもいうのでしょうか)的な面からのアプローチをする・・・
という面についての御意見、ありがとうございます。実際にオイスカの記念植樹も行
なわれていますが、今後は、植林活動に参加するワークショップなどの窓口も設けて
いこうと考えています。
ただ、エンターテインメント、コミュニティ、教育、環境保護活動、幾つかの要素が
あるなか、それぞれのウェイト間の兼ね合いは正直、なかなか難しいですね。現在
も、私が以前のメールで書いたとおり(そしてすぐにお気づきいただけるとおり)、
ゲーム内容と植林活動、はまだまだ乖離感があります。
コンテンツの内容を拡充する方向では将来形が比較的容易につかめるのですが、ゲー
ムシステムの中でそれを達成したいというのはやはり夢としてあります。
現在のゲーム内では、他人と出会ってセッションした地点に樹が生えます。樹を50本
育てたプレイヤーは、
http://www.nifty.com/ref/bbs.html
に、自身が樹を植えたい場所(あるいはメッセージを残したい場所)に言葉と音楽を
残すことができる・・・という仕様になっています。
今後、皆さんの御意見を踏まえながら、バージョンアップを図っていきます。
どうかよろしくお願いいたします。
渡邉英徳
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