[BlueSky: 497] Re:492 インドのホテルで - バンガロールだより1 -


[From] suka@nacri.pref.nagano.jp (SUKA, Takeshi) [Date] Thu, 19 Aug 1999 10:15:12 +0900

須賀です

大塚さん、おかえりなさい。わたしも学会に参加するためインドの
バンガロールに行ったことがあります。そのときは貧乏だったので
(いまも貧乏ですが)、大塚さんがとまられたような高いホテルで
はなく、ごちゃごちゃした町中にある安いホテルにとまりました。
大塚さんが客室でみられたような環境への配慮をよびかける紙など
はみませんでした(1990年のことです)。

しかし1994年にオランダに行ったときには、まさに大塚さんがみ
られたのとよく似た紙をみたおぼえがあります。高いホテルでした。
文面はおぼえていませんが、これとおなじような趣旨でした。

> 「お客様各位
> 地球環境の保護のため、Welcomgroup より、皆様にお願い申し上げます。
> 既にご存じの通り、洗剤の仕様過多は土壌を汚染し、環境に害をもたら
> します。つきましては、客室備え付けのタオルはできる限り繰り返しご
> 使用頂き、汚れがひどいもののみを取り替えるようご協力をお願い致し
> ます。なお、取り替える必要のあるタオルは、浴槽に入れておいて頂き
> ますよう併せお願い致します。より良い環境づくりのため皆様方のご理
> 解をお願い致します。」

同じ系列グループに属するホテルなのか、それとも系列は別だけれ
どもこういうよびかけをするホテルが外国ではふえているのか、興
味をそそられますね。日本のホテルでもこういうよびかけをしてい
るところがあるのでしょうか。わたしはオランダのホテルでその紙
をみて感心し、以後日本でもホテルに泊まったときは自分が使った
タオルと手を触れていないタオルがはっきり区別できるような状態
にして部屋をでるようこころがけています(それが役に立っている
かどうかはわかりませんが)。そうそう、オランダでみたその紙に
は、全世界のホテルでタオルの洗濯のためにどれくらいのエネルギ
ーを消費しているか、という概算のようなものが書いてあった記憶
があります。

Takeshi SUKA
Nagano Nature Conservation Research Institute (NACRI)
E-mail: suka@nacri.pref.nagano.jp



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